「小説」 一覧

小説というカタチから影響を受けた記事

【エドガー・アラン・ポー】「催眠術の啓示」感想・レビュー〜隠れた名作、哲学的作品

2020/07/20  

ボードレールもその文学批評で、「ユリイカ」とともに力を込めて推すポーの哲学的短編「催眠術の啓示」について、思うところを書く。 科学 登場人物は二人で、一方の患者に一方が催眠術の治療を施す対話形式である ...

【夏目漱石】「夢十夜」読書感想レビュー〜漱石読むならこれに決定

2020/07/16  

*底本は出版社曰く”漱石珠玉の小品全七編” 新潮文庫『文鳥・夢十夜』(昭和51年発行、平成14年改版)です。 国語 夏目漱石、学校で習う国語の教科書、お札の顔、学生でも日本人なら知らない人はまずいない ...

【閉ざされた城の中で語るイギリス人】マンディアルグ作品から考察する精神的な「閉鎖」についての論考

2020/04/11  

題名 「閉ざされた城の中で語るイギリス人」はマンディアルグのポルノグラフィック小説であるが、発表当初の題名は単に「イギリス人」、さらに下書きの段階では主人公の名をとった「モンキュ」だった、と作者はガリ ...

【マンディアルグ】名作短編「燠火」紹介・レビュー〜夢の中の夢を見ている気分

2020/03/10  

暖炉という暖房方法がモダンでなくなってしまい、「燠火」なるタイトルにどことないノスタルジックな味を感じる。傑作短編集『燠火』の冒頭作品「燠火」の紹介。 あらすじ フロリーヌは暗闇を上昇する螺旋階段を登 ...

アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『大理石』註解:(1)

2020/02/25  

フランス語原文と澁澤龍彦訳両方を用いて、『大理石』を可能な限り註解する。 GS マンディアルグというひとは、極めて慎み深い師父である。ゆえに小説と呼ばれる形で遺された『大理石』という本の書き出しは「白 ...

【愛の化身】ワレリアン・ボロズウィックのソフトコア・ポルノ映画原作について

2020/01/26  

監督 ポーランドの映画監督であるワレリアン・ボロズウィック(最近だと「エマニュエル5」1986年)はあまりメジャーではないが、昔からアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの小説を映画化していて注目に値 ...

【Mandiargues】"LES MINES DE CARMAUX"処女散文集『汚れた歳月』から紹介

2020/01/06  

久々のブログ更新、怠けていました。がんばって書きます。 概説 マンディアルグの処女作として名高い散文集『汚れた歳月』は第二次対戦中に発表されたものだが、読んだ感じでは初短編集『黒い美術館』へと移行途中 ...

『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ:海底のイメージとマンディアルグ作品の関係

2019/11/24  

ポムレー路地 ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」という本の名前を、誰でも一度は聞いたことがあると思う。SF小説とかに元来興味の薄い私でさえ、映画化されたりディズニー・ランドのアトラクションなどにもなっ ...

【マンディアルグ】L'homme du Parc Monceau.「モンソー公園の男」解説・紹介・感想

2019/11/08  

前回の「ポムレー路地」に引き続いて『黒い美術館』からの短編の紹介。「ポムレー路地」が実際にフランスのナント市にあるのに対し、このモンソー公園もまたパリの8区という所にある。どうやら有名な観光名所でもあ ...

【マンディアルグ】「ポムレー路地」(Le passage Pommeraye)解説・感想・紹介

2019/11/06  

まず実際の”ポムレー路地”の画像をネットから拾ってきたのでそれを見て欲しい。 我々日本人には馴染みの薄い”路地”なるイメージが、この画像でやや鮮明になる。”ポムレー路地”はフランスのナントにある。さら ...

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