哲学 【ブッダのことば】「スッタニパータ」(中村元訳)レビュー〜原始仏典から読む釈迦の教え 「ブッダのことば」(スッタニパータ)は釈迦族から生まれたゴータマ・シッダルタの教えをまとめた、仏教の最も古い聖典。日本人にとっても身近だが時代を経るに従って誤解され、曲解され、複雑化されたためもはや元の形をとどめ得ない釈迦の教え。そもそも釈... 2019.02.27 哲学
評論 【マルキ・ド・サド】「閨房哲学」澁澤龍彦訳〜エロティックな寝室で展開される悪の教育 フランスの作家アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ氏がその小評論「ジュリエット」のなかでも絶賛している、サドの「閨房哲学」をレビューする。「ジュリエット」「ジュリエット」はマルキ・ド・サドの長編小説「悪徳の栄え」の女主人公の名前である。氏... 2019.02.26 評論
日常 【日清ラ王】袋ラーメン讃歌〜”ラ王”美味すぎて感動 ゲロ不味のマルちゃん正◯に比較して、日清ラ王は圧倒的に美味いということを前回書いた。だがそれだけでは言い足りない。日清ラ王は自炊でそれなりにトッピングを強化すると、もはや弱体ラーメン・チェーン店のラーメンよりも美味いのだ!◯前の記事→袋ラー... 2019.02.18 日常
エッセー 【学歴】あるいは金のための勉強 人間金がなければ生きられない、そう考えてはいないだろうか。その通り。今回は「学歴」についてのエッセー。就職日本のみなさんが「学歴」という言葉を聞くと真っ先に思い浮かぶのが「就職」ではないだろうか。事実、履歴書には必ず学歴を書かされるし、企業... 2019.02.16 エッセー
小説 【マンディアルグ】短編集『みだらな扉』より「ネズミッ子」レビュー 品田一良氏訳によれば『みだらな扉』だが、直訳では『放埓な扉』であるらしい。いやらしい想像をしてしまいがちな題名のこの短編集は、マンディアルグ作品の中でも後期に分類されるかもしれない。(前期を難解な前衛風・中期を全盛期・後期をやや落ち着いた現... 2019.02.08 小説
日常 【豪一麺】リベンジ編〜いかにしたら弱い二郎系をパワーアップさせられるか 二郎がマイク・タイソンのパンチだとすれば、豪一麺というのは何だろう。豆鉄砲とでも言おうか;あるいは看板で客を騙すボッタクリ風俗にも似ている。麺屋奏様で食えば間違いないが、市街地で昼時はまず駐車場が空いてないし若者が多く落ち着かないこともあり... 2019.02.06 日常