「詩」 一覧

詩作品からインスパイアされた記事

【Mandiargues】La Nuit séculaire「世紀の最後の夜」〜北欧の長い夜の大晦日

2020/01/17  

マンディアルグ1979年発表未邦訳の戯曲「世紀の最後の夜」の紹介。 概説 前の記事であげた「アルセーヌとクレオパトラ」は悪く言えばあまりぱっとしない劇であるが、こっちは幻想小説家らしいかなりバロック( ...

【ユディット記】旧約聖書外典より〜勇気ある美女の果敢な暗殺行為

2020/01/15  

極東は東南アジアなんかを指すが中東といえば人類が地球上に発生してから、最も重大な文明や信仰が培われた地域でもある。 しかし過去の偉大な栄光は衰え、現代ではそれらの国々を人々が思い浮かべるや「恐い」「行 ...

【トビト書】旧約外典(アポクリファ)より〜悪霊アズモダイオスを祓う天使ラファエル

2020/01/14  

旧約聖書には正典の他外典(アポクリファ)と呼ばれる諸書の文書があるのをご存知だろうか;「正統」や「異端」、「正典」と「外典」(あるいは偽典)とは人間の法律や慣習が決めた線引きに過ぎず、物事の真相を深く ...

【Mandiargues】Arsène et Cléopâtre〜戯曲「アルセーヌとクレオパトラ」紹介

2020/01/10  

マンディアルグの戯曲には他に「世紀の最後の夜」「イザベラ・モラ」があるが、本作も含めていずれも未邦訳。これらをフランス語で読むのはマニアックな趣味に入るだろう。 しかも「アルセーヌとクレオパトラ」は絶 ...

【ルバイヤート】オマル・ハイヤーム〜11世紀ペルシャ四行詩集を紹介

2020/01/07  

思ひ出 東京高円寺北にかつて住んでいた頃、「ルバイヤート」という喫茶店に数度入ったことがある。どことなくノスタルジックな看板と階段入り口;するすると引き込まれるように店に行くと”ジミ・ヘンドリックスに ...

【Mandiargues】"LES MINES DE CARMAUX"処女散文集『汚れた歳月』から紹介

2020/01/06  

久々のブログ更新、怠けていました。がんばって書きます。 概説 マンディアルグの処女作として名高い散文集『汚れた歳月』は第二次対戦中に発表されたものだが、読んだ感じでは初短編集『黒い美術館』へと移行途中 ...

【ギリシャ悲劇】エウリピデス「ヒッポリュトス」”パイドラーの恋”〜岩波文庫レビュー・感想

2019/08/04  

岩波文庫・松平千秋訳「ヒッポリュトス」のレビュー・感想 😉  あらすじ ギリシャ3大悲劇詩人エウリーピデースのこの作品には”パイドラーの恋”なる副題が付いている。プラトン「法律」(上)の註釈にこの悲劇 ...

【仕事と日】古代ギリシャ詩人「ヘシオドス」の突っ込みどころ満載な本

2019/05/02  

ギリシャ神話の集大成『神統記』でも知られホメロスと同時代人とされる紀元前7世紀頃の詩人ヘシオドス;かれの『仕事と日』は「神統記」と並ぶ人気のある代表作である。 現代人が読んでも非常に面白いだろうこの詩 ...

【ヨハネの黙示録】講談社学術文庫版・小河陽訳 紹介

2019/03/15  

講談社からキリスト教新約聖書の「ヨハネの黙示録」が学術書としてお手軽な文庫で出ている。この本はいわば”世界の終わり”の内容なのであるが、今回の記事の目的はこの使い古されたテーマをいかに重くならずに論じ ...

旧約聖書【出エジプト記】岩波文庫版・紹介〜作品としてのモーゼ五書

2019/03/13  

キリスト教の聖書を”文献”あるいは”作品”として捉え、そのような学術的見地から翻訳され、解説が付された岩波文庫版シリーズについてレビューしていく。今回は「出エジプト記」。 ●「創世記」はこちら→旧約聖 ...

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