「詩」 一覧

詩作品からインスパイアされた記事

【泉鏡花】「多神教」〜恐るべき神道キャラクター総登場

2018/10/08  

昭和2年発表の比較的新しい戯曲「多神教」は、文体は明治の作品と同じく難しいが、解読すれば気違い染みた面白さの怪異な内容である。 登場人物が神社の神主や姫神や烏天狗などであるため、呪いの5寸釘の藁人形な ...

【泉鏡花】「山吹」〜人形使を鞭打つ家出不倫の若妻

2018/10/06  

大正12年6月発表の戯曲「山吹」は三島由紀夫と澁澤龍彦が対談で絶賛しているため、鏡花作品中でもその名はよく知られていると思う。この時代に書かれたとは思えないサド・マゾヒズム的テーマを扱った内容でもあり ...

【ホメロス】「オデュッセイア」紹介〜幻想・冒険譚の原型がここにあり

2018/09/19  

ホメロスは紀元前8世紀頃に存在したと伝聞される、古代ギリシャ詩人。”詩”という言葉は苺みるくキャンディーのような甘ったるい単語となってしまった現代だが、”詩”の持つ本来の魅力、原初にあったであろう意味 ...

ボードレール【悪の華】原文読〜「読者に」"au lecteur"

2018/08/28  

250年以上の時を越えて、『悪の華』の”作者”は私たち”読者”に呼びかける;師であり友であるテオフィル・ゴーチェへの献辞に続き、「読者に」から始まる『悪の華』のめくるめく妖艶な詩。 un people ...

アイスキュロス【テーバイ攻めの七将】ギリシャ悲劇〜オイディプス王の呪い

2018/08/25  

”オイディプス王”神話に基づく古代ギリシャの都市国家テーバイ攻めを扱った、アイスキュロスのギリシャ悲劇。 オイディプス王神話 はじめに戦のきっかけとなったオイディプス王の呪いついて、説明する必要がある ...

ホメロス【イリアス】あらすじ紹介〜英雄アキレウスとヘクトールの闘い

2018/08/09  

ホメロス(紀元前8世紀頃)はギリシャが生んだ超古代の詩人;「イリアス」「オデュッセイア」の作者として知られる。盲目であったとされ、長い間その物語は口伝で受け継がれていた。 「詩」というものの本来の姿、 ...

ワイルド【サロメ】 ”銀の皿にのせて預言者の首を” 王女の邪悪な欲望〜あらすじ・感想

2018/08/06  

「マタイによる福音書」第14章、「マルコによる福音書」第6章に記載のあるエロティックなエピソードを元に、19世紀末イギリスの文学者オスカー・ワイルドが1幕の戯曲をフランス語で書いた。「サロメ」である。 ...

シェイクスピア【あらし】あらすじ・感想〜無人島に繰り広げられる魔法の世界

2018/08/02  

シェイクスピアの「あらし」または「テンペスト」は、弟の裏切りによってミラノ公の座を奪われ、島流しにされた親子が無人島に流れ着き、魔法と妖精の力を借りて再び元の地位に戻るまでの話。 *今回をもってシェイ ...

シェイクスピア【夏の夜の夢】あらすじ・感想〜恋は盲目、恋は移り気、恋は魔法

2018/08/01  

シェイクスピアの喜劇「夏の夜の夢」あるいは「真夏の夜の夢」は、その題名通りうっとりさせるような幻想物語。何よりも読んでいて観客を楽しませるのみならず、書いている作者自身が楽しんでいるかのような余裕が感 ...

シェイクスピア【アントニーとクレオパトラ】あらすじ・感想〜豪奢な快楽が男の理性を曇らす

2018/07/31  

「ジュリアス・シーザー」の続きに当たるシェイクスピアの古代ローマ史劇を紹介。 ◯「ジュリアス・シーザー」はこちら→シェイクスピア【ジュリアス・シーザー】初代ローマ皇帝 ”カエサル” の暗殺劇 クレオパ ...

Copyright© xアタノールx , 2018 All Rights Reserved.