2018-09

日常

【ダイエット】実践!「カロリー計算」方法〜中年メタボ食生活改善・再チャレンジ

今回は前に書いた『1ヶ月で10キロ減量』記事の理論を元に、再びカロリー計算食生活を始めた筆者のダイエット実践編である。中年男性のみならず女性にもオススメ。◯前の人気記事はこちら→【ダイエット】メニューと食事制限〜「1ヶ月」で私が10キロ痩せ...
小説

【谷崎潤一郎】「痴人の愛」〜冷酷で淫らな若い妻をヴィーナス像のように拝む中年の夫

この小説は文庫版で300ページほど;長編に分類されるが微塵も長さを感じさせず、あっという間に読み終わる。ストーリーは一人称で”です。ます。”調の丁寧な現代語の語り口で進む;しかし谷崎潤一郎先生を読むのであるなら、少なくともこれの前に「刺青」...

【ホメロス】「オデュッセイア」紹介〜幻想・冒険譚の原型がここにあり

ホメロスは紀元前8世紀頃に存在したと伝聞される、古代ギリシャ詩人。”詩”という言葉は苺みるくキャンディーのような甘ったるい単語となってしまった現代だが、”詩”の持つ本来の魅力、原初にあったであろう意味がホメロスを読むことによって垣間見える。...
映画

【ノクターナル・アニマルズ】超セレブ御用達ファッション・デザイナー監督による最高に後味の悪い映画を紹介

作品概要「ノクターナル・アニマルズ」は予告編などで見るとややエロティックなサスペンスかと思わせるが、内容はかなりワイルドかつ非常に救いようのない終わり方をする映画。似たようなのだと”ファニー・ゲーム”なんていうのがある。あらすじとしては別れ...
小説

【谷崎潤一郎】「春琴抄」〜盲目の男女師弟が行き着いたサド・マゾヒズムの境地

谷崎潤一郎氏の1933年発表の小説「春琴抄」のレビュー。音曲の名家”春琴”こと本名・鵙屋琴は実話をもとにした人物ではなく、物語は完全なフィクションである。概要まずその長さであるが、休みの日の午後ちょっと読めば終わるくらい。中編小説だが、だい...
哲学

【プラトン】「ゴルギアス」弁論術について〜罵倒される哲学者

この対話篇は少し長いけれども読みやすい;しかし倫理的・道徳的内容のために、現代の若い読者にはやや退屈な思いをさせるかもしれない。だが読み終えれば有益なこと請け合いの名著でもあり、休憩しながらでもいいので一度読了してみるとよい。時と場所紀元前...
哲学

“地震” の起こる原因と予知【アリストテレス】「気象論」紹介

”古代ギリシャにおける最高の知性”ことアリストテレスの著した「気象論」について;それが一体どんな本なのか、そしてその中に記述のある”地震”がなぜ起こるのかについて書いていきたい。宇宙論まずアリストテレスの宇宙論は天動説である。つまり宇宙には...
評論

【谷崎潤一郎】「文章読本」紹介〜日本文学の第一人者による”文章作成マニュアル”

1934年発行、谷崎潤一郎の「文章読本」は日本文学史上の魔術師ともいえる、氏のいわば”文章の書き方”についての随筆である;小説家・文士のみならず、しがないWEBライターや我々通称”ブロガー”にも有益な内容となっている。この大先生の書いたハイ...
評論

【谷崎潤一郎】「陰翳礼賛」〜谷崎潤一郎氏の美学論を紹介

*地震で被災されている北海道の皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早い復旧をお祈りいたします。作品概要谷崎潤一郎の有名な「陰翳礼賛」(いんえいらいさん)は小説ではない。評論というか随筆というか、著者の美学・芸術論のような読み物。意...
日常

【仙台家系ラーメン】「一翔(いっと)」南仙台店のラーメン・レビュー

ついこないだわざわざ開店時間に合わせて来店した「町田商店」泉バイパス店が、なんか個人的に不完全燃焼に終わったので、今日はリベンジということで「仙台家系ラーメン・一翔」様に出向いて見た。ここは前から気になりながらもいまだ行って見たことがなかっ...