「 月別アーカイブ:2019年03月 」 一覧

【トマスによる福音書】荒井献・講談社学術文庫〜レビュー

2019/03/19  

「トマスによる福音書」はキリストの弟子トマスによって記されたとされるイエスの言行録である。正典には含まれず外典扱いで異端とされるという。 著者である荒井献氏は朝日出版社「ヘルメス文書」の訳者・編纂者と ...

【マルキ・ド・サド】「ソドム120日」あるいは淫蕩学校〜その登場人物たち

2019/03/17  

「ソドム120日」の饗宴舞台のシリング城には40人の人物が入場するが、彼等全部を紹介するのは骨が折れるため、中でも最も際立った最も気違い染みた想像力の産物としか思われないキャラクターのみ、ここでレビュ ...

【マルキ・ド・サド】「ソドム120日」澁澤龍彦訳・河出文庫版紹介

2019/03/17  

河出文庫の「ソドム120日」は”序章”部分の完訳で、全体の6分の1ほどで100ページもないがかなり濃い内容。各登場人物とこれから繰り広げられる乱痴気騒ぎの舞台装置が入念に描写されるからだ。 マンディア ...

【ファースト・マン】感想〜ライアン・ゴズリング主演”ラ・ラ・ランド”監督コラボ&スピルバーグ製作総指揮

2019/03/16  

この映画は映画として観れば最高傑作だろう。田舎に遅れてやってきた「ファーストマン」が上映されたので観てきたから感想。 映画館へ フラフラと映画館へ向かったのは”これは観なくちゃならない”と考えたから。 ...

【ヨハネの黙示録】講談社学術文庫版・小河陽訳 紹介

2019/03/15  

講談社からキリスト教新約聖書の「ヨハネの黙示録」が学術書としてお手軽な文庫で出ている。この本はいわば”世界の終わり”の内容なのであるが、今回の記事の目的はこの使い古されたテーマをいかに重くならずに論じ ...

デカルト【情念論】中公文庫版(野田又夫訳)紹介

2019/03/14  

中公文庫ではデカルトの『方法序説』に『情念論』と「書簡集」を合わせた盛沢山の内容が見られる;『情念論』は昔20代の頃読んだことはあったが、いま改めて読んで気付いたことなど書いてみようと思う。 デカルト ...

「山岡家」期間限定【牛もつ味噌ラーメン】を食べてみた

2019/03/14  

平成最後の冬、山岡家の期間限定メニューは「牛もつ味噌ラーメン」だ!こちらの商品にはつけ麺バージョンはない。遅ればせながら食べて来たのでレビューする。 前置き ちなみに昨年は「極旨もつ味噌ラーメン」であ ...

【マルキ・ド・サド】「悪徳の栄え」澁澤龍彦訳・河出文庫版レビュー

2019/03/14  

河出書房より刊行されている澁澤龍彦訳の「悪徳の栄え」上・下巻は小説全体の3分の1だけれども量的には充分。 サドの悪の哲学とはいえ同じことを繰り返し主張していることが多いにも関わらず、この”ジュリエット ...

旧約聖書【出エジプト記】岩波文庫版・紹介〜作品としてのモーゼ五書

2019/03/13  

キリスト教の聖書を”文献”あるいは”作品”として捉え、そのような学術的見地から翻訳され、解説が付された岩波文庫版シリーズについてレビューしていく。今回は「出エジプト記」。 ●「創世記」はこちら→旧約聖 ...

アラトス【星辰譜】西洋古典叢書「ギリシャ教訓叙事詩集」より紹介

2019/03/11  

アラートスまたはアラトスは紀元前3世紀のマケドニアの詩人。年代的にはプラトンやアリストテレスより後期である。彼は現在採用されている48星座の原型となった44の星座を詩『現象』(ファイノメナ)で歌ったこ ...

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