当サイトは決してオカルト趣向ではない。しかしこれまで筆者が当ブログにおいて積み重ねて来た芸術、哲学、詩などのエッセンスがここに来てCOVID-19という未曾有の社会情勢に衝突し、言うなれば”預言”というものについて無視できない状況を生み出した。
今回の記事も断言された事実としてではなく、ありうるかもしれない警告として捉えていただきたい。
概要
前の記事でCOVID-19は「ヨハネ黙示録」の第五の喇叭の災害、蠍蝗の軍団に当たると書いた(9章1−12)。その根拠については前の記事を参照願う。
ゆえに預言によるとこの次に起こる災害は、第六の喇叭である”ユーフラテス川の4人の天使の解放”なのである(9章13ー21)。
またなぜCOVID-19で収まらず、さらに大きい災害が起こらなければならないかに関しては「バラムの驢馬」を参照願いたい。
【預言】について〜マンディアルグ『世紀の最後の夜』を読み解く
【太陽フレア】『ヨハネ黙示録』”神の怒りの七つの杯”または”ユーフラテス河の4人の御使”について
【稲妻】”人の子”が来る時の徴〜あるいはCOCID-19のパンデミック期間について
【預言】について〜「預言」の意味;「占い」とは異なるということ
【ウィルス】の「正体」について〜現代的異端悪魔神学とポエジーによる分析(1)
【COVID-19】「緊急事態宣言」の解除について〜エピソード『バラムの驢馬』に寄せて
4つの風
さてこの「ユーフラテスの4人の天使」であるが、黙示録によると4方角の風が吹き付けないように抑え4方角に立っている4人の天使と同一を指すと考えられる(7章1ー3)。
彼らは14万4千人の聖徒たちが額に刻印を押されるまで、その数が満ちるまでは地と海を損ないはしないのである。
だが第六の喇叭が鳴る時、縛られている彼らは解放され(つまり風が解き放たれ)、人類の3分の1を殺す。この数が20億人以上になると前に書いた。人類は70億人以上いるからである。
4人の天使が率いる兵士は2億人と書かれている。これは一人当たり人間を10人殺す計算になる。10は完全数だから、これも辻褄が会う。
準備
今回はこの災害が何によって起こるかではなく、人の子も知らないとされるいつ起こるかについて焦点を絞っている。黙示録では「その時、その日、その月、その年」と書かれており、誰にもわからないようになっている。
ただ筆者は”夏”というヒントを得た。これについては『世紀の最後の夜』に詳述した。もし2020年の夏、20億人が死ぬ大災害が起こるとしたら?まさか、と誰もが言うだろう。しかし、2001年の元旦に誰が9月11日のことを予測したろうか。2011年の元旦に3月11日のことを?
誰しも突然起こることに関しては予測できず、起きるその時になってはじめて体験するのである。2001年9月1日にしても2011年3月1日にしてもその月に大災害が起こるなんて誰も予測しない。そして当日朝になっても同じで、その日にそんなことが起こるなどとは考えない。
突然の大災害に出会う人々はその10分前になってもそんなことが起こるなんて考えてはいないに違いない。だからもし我々がすでに「その時、その日、その月、その年」の「その年」の中にいるのだが誰も気付かないとしても何ら不思議なないのである。
公転運動
夏の訪れは太陽に対する地球の天文学上の位置に従っていて天体の運動に成り立っている。この運動が誰によって維持されているか、今更説明するつもりはない。360度の公転軌道上には4つの決定的な地点がある。春分・夏至・秋分・冬至。
2020年の春分点は過ぎた。その頃我々はCOVID-19の到来にまごつき、時間を稼ごうとした。春分が来れば何かが変わるかもしれないと期待して。そして今地球は夏至点へ向かっている。
夏至は6月20日過ぎ頃だが、人類は夏までに日常の回復を目指して色々ロードマップを組んでいるように見える。夏至点でもまた何らかの変化があるだろう。
真夏や真冬は夏至や冬至にはなく、1、2ヶ月遅れてやってくる。あたかも太陽の大地に対する作用は1、2ヶ月遅れて効力を発揮するかのよう。
まとめ
夏は何月か、一般的には7月8月であろう。真夏と聞かれれば8月と答えるだろう。もし第六の喇叭が鳴るとすれば8月の可能性がある。とすればあと2ヶ月以上も残されている。まだ6月にもなってない。
1日1日大混乱する世界と国内の様子を見ていると、あと60日以上もあってどれだけ混乱するのだろう?どのように変化するのだろうか?
夏至が過ぎ、7月になり、8月1日がやってきたとしよう。その月に20億人が死ぬと誰が考えるだろうか、私一人の他に?
それでも私は一度裏切られたことがあるので(1999年の夏)自分の考えは信用しないことにしている。また人の子とやらも信用していない。何しろこの者は「すぐに来る」と2千年も言い続けていながらまだ来ないからだ。アーメン。