「小説」 一覧

三島由紀夫【夏子の冒険】長編小説を紹介・レビュー

2018/02/05  

概要  久々三島由紀夫レビューである。最近暇がなくて本を読むどころではなかった。地元図書館にある文庫版・三島由紀夫は「豊穣の海」(これは楽しみにとってある)4部作以外は読み尽くしたので、最後の一冊がこ ...

三島由紀夫【命売ります】小説・レビュー〜ライフ・フォー・セール社〜値段は言い値でおk

2018/01/19  

三島由紀夫の「命売ります」はいかにも氏らしいテーマ・タイトルと思われることだろう。この作品は「週刊プレイボーイ」に1968年、つまり氏が割腹自殺する2年前に21週にわたって連載された。 週刊プレイボー ...

三島由紀夫【音楽】「精神分析における女性の冷感症の一症例」〜について紹介

2018/01/04  

またすごい本を読んでしまった。たまたまかもしれないが読み終わった昨夜から眩暈・吐き気・耳鳴りがする。今後氏を三島由紀夫先生と呼びたいがそこは我慢しよう。 手記  この長編小説はとある東京の精神分析医、 ...

三島由紀夫・短編集【鍵のかかる部屋】を紹介〜禁断の少女愛への誘惑

2018/01/01  

少女愛 この短編集は新潮文庫で出ているのだけれども、とても気に入った。買ってずっと持っていたくなる本である。 まず表題作「鍵のかかる部屋」はまさかの少女愛の話だった。役所勤めのエリート青年・一雄がとあ ...

三島由紀夫【仮面の告白】レビュー〜元少年Aの「絶歌」と比較

2017/12/26  

原点 三島由紀夫の最初の長編小説であり原点と言える「仮面の告白」をレビューする。戦後まもなく出版されたこの作品は当時はかなり斬新だったことであろう。あたかも「限りなく透明に近いブルー」を出した村上龍の ...

三島由紀夫【潮騒】2017年最新レビュー・あらすじと感想

2017/12/21  

舞台 三重県沖伊勢の海に浮かぶ小さな島、歌島。今は神島と呼ばれ八代神社を祀ることで知られる観光名所でもある。 この小説が書かれたのは1954年、わずか戦後9年しか経過していないにもかかわらず若者同士の ...

三島由紀夫【沈める滝】解説・感想とあらすじ〜オリジナル・レビュー〜

2017/12/16  

さて今回もハマり中の三島由紀夫である。ちょっと飽きてきたがまだ大丈夫だ。何しろ読んでないのがまだたくさんある。長編小説「沈める滝」について書こうと思う。 御曹司 この小説には昇という女たらしの青年主人 ...

三島由紀夫【肉体の学校】を紹介〜あらすじと感想

2017/12/11  

映画 この「肉体の学校」またはフランス映画にもなった題名からすると「肉の学校」は、三島由紀夫の長編でありながらとても読みやすい軽いテンポの作品である。どちらかというと喜劇的で笑える場面が多いように感じ ...

三島由紀夫【愛の渇き】最新レビュー〜老人と再婚した元未亡人の奇形の愛〜

2017/11/29  

序 ここのところ三島文学にすっかりハマっている。やはり原文を原文のまま読むことができるというのは、日本人の特権であろう。西洋の名作の翻訳も良いが、軽薄になってしまった現代語に溢れる世の中にあって、三島 ...

三島由紀夫の短編【憂国】あらすじ&最新レビュー

2017/11/13  

概要 三島由紀夫の短編である「憂国」。いかにも右翼っぽい題名で映画化もしており、割腹自殺した同氏らしいテーマがふんだんに扱われた政治的な小説だろうと勝手に思っていた。映画には三島由紀夫自身中尉の役で出 ...

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