前に「一ヶ月で体重10キロ落とす方法」を書いた。しかしこの方法は過酷でしかもリバウンド維持が大変厳しいため困難が伴う。それで今回はもっと無理なく楽してダイエット出来る方法を書きたいと思う。
どっちにしてもカロリーのチェックは必要になるのだけれども、リバウンドをほぼ気にしなくても良い、無理がないという点が相違点だと言える。実績としては健康診断から半年後で私が落ちた体重は7キロで、今も何の苦もなく維持できている。
●参考→【ダイエット】メニューと食事制限〜「1ヶ月」で私が10キロ痩せた方法・成功後のリバウンド対策
基礎代謝
まず健康器具を用いてご自身の基礎代謝の数値を知っておいてほしい。ちなみに私の場合が1634kcalである。「一ヶ月」の場合1日に摂って良いカロリーは1634以下だが、今回の場合は無論1634kcalが基準となるにせよ、許容範囲はもっと緩く2000kcal、または2400kcalくらいなら何の問題もない。
なぜなら人は1日に全く運動しないわけではないので、少しくらい基礎代謝をオーバーしても良いとの考え方である。もちろんジョギングも筋トレも必要ない。強いて言えば私はたまに室内でヨガをやるくらいだが、これだけでも相当なカロリーを消費するらしく翌日などかなり体が痛くなる。
ヨガについてはいつか書こう。
反省
ただ1日に3000kcalとか3000kcalオーバーすると反省しなくてはならなくなる。ずっとカロリー計算ダイエットをやっていると必ずそういう日がある;私はそういう日を”発狂Day”と名付け、カロリー計算記録ノートに特記するようにしている。
こうすることで一定の期間中にどれくらい発狂したかがわかり、反省に繋がる。またそういう日は胸焼けしたり胃もたれしたりするから、自然に抑えようという意識が身に付く。人の体は健康状態を求めているのであって病気になりたがっているわけがない。
なのにデブデブに肥満しているのは何か精神的に欠陥があって食事を節制できないのかと思われても仕方がない。そのことに対して反省も改善もするでもなく、病気のような肥満体を引きずりながら生活していくのである。
ノート
さてカロリー計算の仕方だが、ケータイのアプリも検討はしたけれどもそんなものより小さいのでも大きいのでもいいから、100円ショップのノートに手で書いていくのを進める。
カロリー値は食品のパッケージなどに記載されているし、外食のメニューにも通常バッチリ書いてある。もしわからなければネットで調べればすぐわかる。飲み物やお菓子、お酒にもカロリーはあるのですべて口の中に入れて摂取したものは加算する。
気付いたのが米など主食のカロリーと違って酒やつまみは太りにくい。つまり酒や飲み物やつまみの類ではカロリーを摂取しても体重化しにくいという結果であった。
記入方
書き方は例えばご飯を茶碗一杯食べたなら「ゴハン」と書き、その横に300kcalと記入する。量に応じて半ライスなら200、大盛りは400など調節する。以下同じ。
これを続けているうちに数字が調べなくてもわかるようになる;そしたら食品名を略記する。例えばゴハンはg、味噌汁はm、目玉焼きはmdy、ラーメンはR、ハンバーグはhbg、コンビニの粗挽きフランクはafk、ブリトーはbt、カップラーメンはcpなどなど。
実際の記入例はこうなる;朝 g350k m50 kd50 mdy110 計560k、 昼 R340 t60 g350 azt 100 計850k、 夜 g400 m100 yk350 tk50 計900k 合計2310kcal
1日のカロリーは2310キロ・カロリーだった。メニューを見ればわかるがほぼダイエットを感じさせないくらい食べているのがわかると思う。もし朝食を抜けばもっと下げられるが、朝食抜きは昼食の爆食いと午後からの間食に繋がりやすいので、できれば食べたほうが良いと感じた。
まとめ
この習慣、つまり食品のカロリー値を覚えることと、食べたもの飲んだものすべてを記録するというだけで、必ず標準体重に近付くことができるだろう。”小太り”くらいまでなら人は簡単に落とすことができるということだ。
だがBMI標準体重はもっと厳しい。そこまで落とすにはそれなりの気合がなくてはならない。何はともあれ無理しないことこそが、精神衛生上大切なのである。