ヒーローものの洋画とかはすぐ眠くなってしまうのであまり観ないのだ。しかも「アヴェンジャーズ」ぽいややこしい話になってからもう付いて行けず、何回も世界や宇宙を救うというストーリーに疲れさせられまず観ない。
しかしこの『キャプテン・マーベル』は名前が強そうだったのと、動画配信サイトのレビューがすごく面白い的なことが書いてあった;そして予告で猫が何となく可愛く、クライマックス・シーンで女ヒロインがメチャクチャ強そうだったので思わずレンタル。
無敵
結果;観て大正解!!死ぬほど楽しい、ウケる120分!腹を抱えて笑ってしまった 😉 そしてクライマックスの戦いで”ヴァース”という女ヒロインが、ゲームで呼ばれるところの言わば”無敵状態”になり、ビカビカ光り輝き一人で敵を破壊するところなんか、かなりスッキリする!
20代の女の子が主役だが色恋ものの要素は全然なく、むしろSFコメディのようなユルい笑いが充満している。
俳優
俳優はジュード・ロウ他、ローグ・ワンの敵役だったベン・メンデルスゾーン、サミュエル・L・ジャクソンなんかも出ており、ヒロインは傑作「ルーム」にママ役で出演したブリー・ラーソンである。
ブリー・ラーソンさんはキング・コングの最近の映画にも出ているようで、なかなか可愛く、NIN(ナイン・インチ・ネイルズ)のTシャツが良く似合っており、かなりのユーモアの持ち主のようである。
特異点
『キャプテン・マーベル』を特に面白くしている特異点をいくつか挙げる;
時代設定;映画は今から約20年前が設定だから1995年辺りである。今となっては95年と言えばもうレトロなんだなぁ、とさえ感じさせられる。ネットはダイヤルアップ接続でレンタルビデオ店なんかもまだあった時代だ。
ヒーローが特殊能力をゲットする段階がケタ外れ;秘密裏に開発された”ライト・スピード・エンジン”と呼ばれる、強力な原動力の機密を守るため破壊した時にそのエネルギーがヒロインに乗り移って腕や身体から火が出る強力な武器になった。
コスチュームが可愛い;左腕のディスプレイのようなパネルを操作するとレトロ感のあるコスチュームが次々変化する。結局”キャプテン・マーベル”の赤いユニフォームに決まるが。
猫が可愛い;なぜか異星人は猫を”フラーケン”と言う名の怪物だと恐れている。事実味方の危機には猫は口から恐ろしい触手を出し、敵を呑み込む。etc.
感想
何の映画を観ようかなぁ、退屈だなぁ、楽しいことないかなぁなんて感じたら、この作品を迷わず観よう、いや観ないと損だ。こんな楽しい映画を知らないなんて、バック・トゥ・ザ・フューチャーを観たことがないくらいに惜しい。
エンドロールで予告されてるが「キャプテン・マーベル」は「アヴェンジャーズ・エンドゲーム」で帰ってくるそうな。楽しみだな 😎