【一級建築士】学科試験・勉強法〜「総合資格学院」教材の最大活用
この記事では、筆者が実際に利用した「総合資格学院」の教材を中心に、一級建築士・学科試験対策の具体的な進め方をご紹介します。特に“スタートアップ講座”、「合格ノート」、「トレイン・トレーニング」の3つに焦点を当てています。
※内容は平成25年度当時の体験をもとに書かれています。
勉強開始は試験終了直後から
勉強開始の理想的なタイミングは、前年度の学科・製図試験が終わった直後。試験が終わったばかりで一息つきたい気持ちはわかりますが、「まだ大丈夫」と思っているうちに次の試験はすぐやってきます。
総合資格学院ではすぐに“スタートアップ講座”が始まり、DVDと冊子形式で全科目の基礎を学べます。内容は自習用とは思えないほど充実しており、試験範囲の全体像を早期に把握するのに最適です。
スタートアップ講座の意義
スタートアップ講座では、自分の得意・不得意科目が明確になります。どこから手を付けるべきか、今後の学習計画を立てるための基盤作りにもなります。担当講師はこの講座の重要性をしつこいほど語りますが、それだけ大切だということです。
法令集のカスタマイズは必須
年末からはライブ講義がスタートし、それと同時に法令集へのアンダーライン作業が始まります。これは面倒ですが、毎年やり直したくないなら気合を入れて取り組むべき作業です。
書き込みルールは厳守。没収されないために、点や線など自分にだけわかる記号で記入しましょう。完成した法令集は、自信と覚悟の象徴です。
「合格ノート」と「トレイン・トレーニング」
合格ノート
学習時間の記録、週間スケジュール、講義での疑問点をまとめるメモ帳として使います。具体的な学習計画を立て、実行していくことでモチベーションも維持されます。
「合格ノート」が白紙に近い受験生は、まず落ちる。反対に、しっかり書き込んだ人は高確率で受かる。この差は歴然です。
トレイン・トレーニング
電車内、仕事の合間などの隙間時間に最適な携帯型教材です。内容はコンパクトながらも濃厚で、1日2時間の学習目標もこれを使えば無理なく達成可能になります。
まとめ:合格への道
- 試験終了後すぐに準備開始
- スタートアップ講座で全体像を掴む
- 法令集は工夫して使いこなす
- 合格ノートでスケジューリングと質問管理
- 隙間時間はトレイン・トレーニングで無駄なく活用
このように限られた時間とエネルギーをどう活かすかが、合否の分かれ道になります。焦らず、しかし手を抜かず、確実に一歩ずつ進んでいきましょう。
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