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お盆・正月【親戚集まり】対策〜「親戚集まり」が苦手な方へ

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日本のお盆やお正月は親しい家族や親戚一同が会する習慣のある時期。懐かしい親族に会える喜びもひとしお、皆でレジャーに出かけて老若男女が楽しい思い出作りにいそしむことも。

でもそんなお盆・正月の「親戚集まり」が嬉しい人たちばかりではない。社会的・肉体的・精神的コンプレックスを抱えている方や、非リア充と呼ばれるあまり行動的でない方にとって、それは苦痛以外の何物でもない。

この記事は「親戚集まり」が苦手な方々へ向けた対策、いかにして長いお盆や正月を乗り切るかの指南である。

対策1:人間と思わない

親戚親族と言えども(あなたの人体も)それは人という動物である。地球上の全ての動物は土・水・空気・火という4元素から構成された物質である。そしてあらゆる物質は場所と時間の中で運動する。

人間と思わないでただの物質の流動である、と考えれば周りの動物は幻のように見えてくる。そうすればずらりと親戚に囲まれていても何ら苦痛は感じないであろう。

対策2:言葉は音にすぎない

親戚が結婚や就職、社会的地位、収入などについてあれこれ難癖をつけてきたら、それらはただの音つまり空気の振動にすぎないと考える;人の話す言葉は肉質のベロが唇や歯の隙間から息を送り、あなたの鼓膜まで連続している空気を震わせているだけである。

それに何の意味などありはしないのだ。それをまともに受け取るか、意味があると考えて動揺したり苦しんだりするかはあなた次第であって、あなたの判断力にかかっているのだ。

対策3:現在に集中する

親戚というものは今2018年であるから皆戦後生まれであろう。でなくとも子供の頃しか軍国主義を知らない人ばかりである。その人たちにとって「過去」とは戦後から現在までの数10年なのだ。

その「過去」を基軸にしてその人たちは「未来」を測り、読もうとしている;つまり「過去」と「未来」はその人たちの頭の中にしかない幻である。これに対して「現在」はまさしく場所と時間の内で流動する確かなもの。

将来についてうざい忠告や説教を受けたら、「現在」に集中すればよい。故ブルース・リーも言っている、「考えるな、感じろ」と。

対策4:外出する

以上3つの対策を持ってしても親戚集まりが長期に渡り、ほとんど耐えられなくなってきたら、もっともらしい用事を作って席を外す。外出してしばらく帰ってこない。「どこ行くの?」と聞かれたら「ちょっと用事」とでも言えば良い。

行く場所は図書館、パチンコ、ネカフェ、映画館などいくらでもある。たまに息抜きすることで親戚集まりで疲れた神経を休ませることができ、苦痛を軽減することができるだろう。

対策5:得な点を探す

苦手な「親戚集まり」と言えども、普段と異なる良い点や得な点は探せばあるだろう。例えば美味い料理が食べれる、旅行やレジャーで滅多に行かれない観光地に行けたり。

そんな機会に恵まれたら嫌なことはひとまず忘れて、「現在」楽しめるエキスを思い切り吸収すればいい。「親戚集まり」もそんなに悪くないな、と思えるはずである。

まとめ

ヘンテコな対策ばかりに感じられようが意外と役に立つはずだから、ここに書かれたことをしっかり頭に入れよう。そしてお盆・正月・法事などの厳しい「親戚集まり」を、平穏に乗り切っていただければ幸いである 😎 

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