スティーブ・ジョブズCEOが亡くなってからはや7年。アップル様は氏が禁じた機種の多様化・価格の高騰化という予想通りの路線をひた走る。
この記事は常に心のときめきを与えて続けてくれた懐かしい時代の、偉大な発明家であった氏に捧げるエッセーである。
機械への愛着
筆者個人がアイフォンを使っているのはスティーブ・ジョブズが好きだから。アップルが好きだからではない。現に今のアップルがやっていることは単なる金儲けでしかなく、ジョブズが存命していた頃の美学はもはやない。
使っている機種はアイフォンSEだ。その前はアイフォン4であり5年位使用していた。さすがに料金プランとか通信方式が時代にマッチしなくなったので機種を変更したが、アイフォン4を軽量化して高性能化したモデルがあれば、それを選んだことだろう。それくらいそのマシンを愛していたし、単なる機械以上の愛着を持っていた。美しいアイフォン4は今も部屋に飾られている。
新機種の違和感
アイフォン6はケータイショップや電気屋で触ったが「これだ、これが欲しかった」というiphoneの独特のフィット感がなかった。別に要らないか、そんな印象だった。6プラスや7もまた言わずもがな、である。7は見に行ってすらいない。
まずデカイ、そしてクソ高すぎる時点で携帯電話として道を外れている。持ちにくくして落としたらどうするんだ。10万単位の高価なものを片手で持つのか(笑)?そもそもポケットに入らないじゃぁないか。バッグに入れて持ち歩くの(笑)?
iphone4
ハードだけでなくソフトも魅力的だった。クールなアイポッド機能満載のミュージック・アプリは耳だけでなく目をも楽しませてくれた。スティーブ・ジョブズという人はユーザーが何をしたいか、何を求めているかを知りその先の先まで配慮してくれていた。
初代アイフォンが発表当時10年先行く電話と言われたのはそのためだろう。アイフォン4にはジョブズの愛が詰まっているかのようだった。デザインしかり、機能しかり。
IPhone4: ”すべてを変えていきます。もう一度”
ipad2とiMac
ipad2は日本発売日に買い、川崎の貧相なワンルームに住んでいた数年間、家宝であり続けた。地方に移ってから住宅二階の自室ではipad2がwifiを受信できなかったため、誰でも触れる1階茶の間の共有機として置かれている。調べ物するだけだが立派に役に立っている。
現役共有機:IPad2
21.5インチのiMacは2階でもwifiを拾えるため、それでブログを書いている。およそ5年以上前のモデルにはなるがcpuはi5を積んでおり、メモリは増設したが最高に使い易い。最新のゲームなんかはできないが、不便さや古さは微塵も感じない。WindowsPCだったらこうはいかないだろう。
バリバリ現役:IMac(Mid2011) 背面のみ
ipodシャッフル
初めてアップル製品を買ったのはアイポッド・シャッフルだった。その頃ウィンドウズ・パソコンを使っており、テレビCMはやっていたがアイポッドが何なのかすら知らなかった。
チューインガムほどの大きさのその機械に、CDが10枚以上入ったので驚いたのを覚えている。さらに斬新でわかりやすい最小限のボタン操作や、ラフにガンガン使ってくれと言わんばかりのスタイルにも魅せられた。
ipodtouch
バッテリーがさすがに寿命なのでiphone4と一緒に部屋に飾られている第4世代ipodタッチがある。これはソフトバンク・キャリアにするのが嫌でアイフォンを買おうか迷っていた時に買った。たちまち虜になり大のお気に入りとなった機種。
カバー無しで使っていたため本体の背中が引っ掻きだらけなのだが、ジョブズその人が言うように”傷の付いたステンレスは美しい”。なぜならその傷跡はマシンを使っていた人が付けた模様であり、その人だけが知る思い出の装飾なのだから。
IpodTouch(カバーなし)
iphoneSE
このようにスティーブ・ジョブズがCEOをやっていた時の製品しか持ってない。唯一の例外がiphoneSEである。それとて彼の意志を受け継いでいる最後の外観を持っていると思えたから、貧乏野郎と思わないでほしい。
iphoneSEは4よりずっと軽い上に大きさもちょうど良く、非常に使い勝手が良いのだ。その上処理速度が4に比較してムチャクチャ早いから、4インチファンにとっては夢の機種だと言える。
そこのあなた、そう、それなんだよ!と頷いてるあなた。あなたは私の兄弟だ 😆
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