メルカリ
誰もが知るこの事業者名、CMのせいもあろうか一挙にポピュラーになった気がする。
私が教室をネットで受けたのは令和3年7月11日日曜日、zoomをダウンロードして入室したそこは、いかにもくだけた感じの雰囲気である。
こちら側のマイクをミュートにして適当に流しているうちに終わったが、中身を一言で言えば、やろうと思ってはいてもなかなか出品に踏み切れないユーザーの背中を押すという具合だ。
ほとんどガイドや動画で見れる事しか教えないのだが、受けるのと受けないのとではやはり違いがある。教室終わりにはみんなが出品をして初体験をする。
スマホ
メルカリをやるにはスマホかアイフォンがないとできないが、それもそこそこの性能のでないとまずいと感じた。私の前のケータイは今年3月に壊れて変えたけれども、今のなら問題はない。
というのはメルカリはアプリをダウンロードして取引を進めるのだが、そこで登場する各コンビニ、郵便局などの端末でいかにも簡単に物を発送できてしまうのは、ひとえにスマホの性能による。
また稼いだ金やもらったポイントをコンビニ等で使うにもwallet機能が要る。なんだそんなものも知らなかったのか、と言われそうだが、本当のことだから仕方がない。
出品
私は少し前からお買い得品、掘り出し物を求めてメルカリを利用させてもらってはいた。だが出品ボタンを見るたび「どうやって送るんだろう」とか「どのように梱包すればいいんだろう」「取引で問題が起きたらどうしよう」と悩み、押すことができなかった。
さてメルカリ教室で処女を破り、慣れないうちは日記風に記録を取りながらミスをすることのないようにした。自分の持ち物で出品に出したものと出してないものとを分け、別に保管した。
最初はぎこちないのは止むを得ない。写真の撮り方や売り物の見せ方など、初日は戸惑う。だが初めて小さなものでも何でもいいから売れて、発送した時、ハードルを超えたような気になる。
購入
私は1〜2日以内発送にしていて、速攻出してたらスピード発送バッジが付いた。半月、毎日のようにコンビニや郵便局へ通った。恥ずかしいとか言ってる暇はない。
そこで7万円の売り上げをはじき出した。家の中の無駄遣いで買った品物、衝動的に買った贅沢品、何年ももったいないから取ってしまっておいた使いもしない物、なんかが大分片付いた。
そこで気付いたのが、価格は買う人が少し迷うくらいの値にすべきだ、ということであった。
値段
安すぎると、出品した途端売れ、忙しくなる。しかも労働の割に割りが合わないという結果になる。
メルカリは出品額から1割が手数料で引かれ、さらに私は送料込みなので送料も引かれる。残った利益で梱包してコンビニに行ってボタン押したりとか写真編集したりとかの労働力も取らなければならない。
ただ片付けばよいというなら、それでもいいだろう。しかしどうせメルカリをやるのならば、少しでも利益を上げる道を行った方が無難である。
でないと私のように半月で終わってしまって何の楽しみもないということになる。