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【ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム】ドラフト・ランクプレイ〜チーム「ヒーロー・バランス」について

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さて今回もアメリカの無料オンラインゲーム「ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム」(以下ヒーローズ)について書く。

ヒーロー・リーグ

宣伝効果によるものか無料ということもあり、最近気軽な新参プレイヤーの増加が顕著になってきてこのゲームも転換期を迎えているように見える。

まずマッチメイクの待ち受け時間について。それぞれのプレイヤーがパーティー・ソロ関係なく入り乱れ、自由に選んだヒーローでYOROで戦う「クイック・マッチ」。

このゲーム・パターンの待ち時間がとても短くなったのは上記の理由による。それに対して各プレイヤーのランキングのかかった「ヒーロー・リーグ」は、10分待ちでゲーム開始すれば良いくらいの待ち長さ。

何なのこれ。クイック・マッチは今や右も左も分からないただの子供の喧嘩になってきている。AFKやトロール(荒らし)、Noob(間抜け)の巣窟で勝とうが負けようがどっちでもいい。

いわば対人戦の練習にしかならない。でクイック・マッチがくだらないからヒーロー・リーグに行くと10分待ち。あらあら。どうしたのBLIZZARD、である。

ヒーロー・ドラフト

まあよい、やっとマッチメイクしてロビーに入ると「ドラフト」と呼ばれる画面になる。これはローンチ・イヤー当時から受け継がれているスタイルである。

戦いがスタートする前にチーム同士がそれぞれヒーローを選ぶのだ。無論戦略やチャットでの打ち合わせ(英語)は必要だが、無言のまま各自が判断してドラフトが進むことも多い。

プロの試合だとドラフトにさらにBANシステムもあった。BANとはドラフト中に各リーダーが好きなヒーローをBAN(つまり敵も味方もそのヒーロを選べないようにすること)できる、というものだ。

このシステムはのちに一般の対戦にも取り入れられ現在に至っている。

ヒーロー・リーグは友達とパーティーを組んでは入れない。昔はできたが、パーティーを認めると組んでない方が不利になるからだろう。

パーティーを組んでランク・プレイをやるならば「チーム・リーグ」へ行かなければならないが、筆者は外国人の友達とチャットするのが面倒でパーティー・プレイはよほどでないとやらなくなった。

さてこのドラフトについて。各ヒーローを敵5人味方5人計10人が次々選んで行く。各チームがふたつヒーローをBANするから4つ選べないヒーローが生じる。

ヒーローの選び方だが、筆者は決して美味いプレイヤーではないが2年間様々なゲームを見てきたという経験だけはある。であるから色々な負け方や勝ち方を見て知っている。

ランキングのドラフトはチームのヒーロー・バランスが悪いと美味い下手以前に試合にならないことが多い。

最近はこのことをわかってなくてヒーロー・リーグにのこのこやってくる連中がいる。

たとえそこそこのランクのマークを付けていたって、偶然手に入れたようなものとしか思えない。

このゲームは様々な苦い思いを経験しながらプレイヤーは成長していくのだ!その苦さに嫌気がさし、自棄になる者もいる。

そこそこ美味くて色々知っているにも関わらず、周りに暴言を吐き散らしてリポートされ、GMから発言禁止にされる者も多い。

バランス

まず一般的な組み合わせを書いて行く。我々はプロではない。

最低一人タンク、一人ヒール、二人ダメージ、一人スペシャリスト、である。これは長年古くから定説だった。

最近は一人または二人タンク、あるいは一人タンクの一人Melee(近接ダメージ・ウォリアーまたはアサシン属性)アサシン、二人Ranged(遠隔ダメージ・アサシン属性)アサシン、一人ヒールが流行りのように見受けられる。

というのも新しいヒーローが続々と出てきているから、昔のやり方では通用しなくなってきている面もあるのだろう。

またヒールにはソロ・サポートとそうでないサポートがいる。ソロ・サポートは単独で全員のヒールを担当して余りあるヒーローのことだろう。

これに対してダメージ属性の混交したサポートがいるので、この場合ダメージを一人減らして二人ヒールの構成になると思われる。

とにかくこれだというはっきりした答えはゲームが終了するまでわからないが、チーム・バランスが悪すぎると開始早々にしてこれは負け、というのがはっきりしてしまう。

アンバランス

例えば仮にタンクが一人または二人、ヒール一人、ダメージが二人とか一人、スペシャリストが一人など、属性上は良いように思えても、Melee(近接攻撃型)ばかりでチームを固めたらどうなると思うか。

敵がバランス良くRanged(遠隔攻撃型)アサシンを配備すれば、もはや味方は敵の懐に飛び込めずオロオロするばかりになる。

ドラフトでこんなこともわからなくて戦いを始めて、ボロクソに負けるのを何回も見ている。いい加減学べよと思う。

反対にダメージをRanged(遠隔攻撃型)ばかりで固めると何が起きるか。そうだ、敵の二人か三人のMeleeが懐に飛び込んできて、Rangedをなぎ倒す。

一人のタンクではそれらを全て止められず、簡単に突破されるからだ。Rangedは懐に入られたら逃げるしかない。

ヒーロー・リーグ最低の心構え

これらは最低頭に入れてランキング・ゲームのドラフトにきてほしい。いちいちチャットで教えない。

またドラフトで粋がって発言すると、チャット画面でその人の名前を右クリックするだけでプロフィール・成績・経歴全部見られてしまう。であるから何この新米のくせに喋ってんじゃねえよ、ということにもなりうる。

美味く会議でチームの息が合えば、結果は逆になりチームの結束が高まる。しかし口数の多いチームが強いことはほとんどない。暗黙の了解が重要である。

最後にヒーロ・リーグでの心構えを。なぜならゲームでは心理的な要素が強く現れるからだ。

序盤勝っていても後半で逆転されることも多い。絶望的な状況から一気に勝利へ駆け上ることも。

そのためにはあくまで冷静であることが大事。絶対に味方を詰らない。諦めない。動揺しない。これが大切。

たとえ勝っていてもチーム同士が罵り合いを始めたらもうダメだ。チャットで指を使うのははただでさえ不効率なのに、貶し合いで気分まで損ねたら勝てるわけがない。

であるから負けてきてるからってクイック・マッチみたいにすぐ諦めたり、チームやチームの誰かを中傷するような奴は迷惑なので引っ込んでいてもらいたい。

逆転パターン

逆転のパターンで多いのがボス奇襲・全滅である。勝ち進んで勢いづいた敵が早まってボスに手をつける。

ボスというのはマップに配置されている超強力な兵器で、倒すとチームのために敵陣営を破壊してくれる。従ってこれを手に入れるのは非常にリスクがあるため、安全確認ができた時(例えば敵が5人中2人か3人死んだ時など)でなければ普通手を付けない。

そこを奇襲するとボス相手に疲弊していた敵は全滅させられるだけでなくボスまで奪われる。これをされるとチームで不和や混乱が起き、逆転に繋がる。

またこのチームは弱い、ビビってると思われたが最後、どこまでも追ってきて虐殺される。しかしこいつら油断できないぞ、と思わせればそんなに大胆には攻めてこない。

以上だがまた何か気付いたことがあれば書く。

◯「ヒーローズ」のその他の記事はこちら→【ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム】無料オンラインゲーム紹介

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