良い音楽
音楽が良いと言うとき、私たちはその音楽にいわばハマる。聴いていると快感を覚え、好きな度合いに比例してその心地よさも増す。またその好きという感覚、好みやジャンルも時期やその日によって違ったりする。昔嫌いだった音楽が何10年後に好きになることもあるし、昨日まで好きだった音楽があっさりと今日には飽きることもある。
総じて人が生きている時間のうちに最も長い時間、最も好きでいた割合の多い音楽こそが、自分だけのグラミー賞であり殿堂入りなのである。
アイチューンズ
itunesのインターフェースがそうであるように、音楽が好きというとき主に区分は3つに分かれる。すなわちジャンル、アーティスト、曲である。一定の曲群を一つにまとめたアルバムという単位もある。
1.「ジャンル」とはパンク、ハードコア、メタル、ポップス、ダンス、ラップ、などなど。
2.「アーティスト」とは実際にCDやアルバムなどを発信しているグループや個体で、名前で呼ばれる。ローリング・ストーンズ、ノラ・ジョーンズ、ブラッグ・フラッグ、スワンズ、ドアーズ、などなど。アーティストは同じでも演る音楽が変わることもある。また好きなジャンルは複数種類あってアーティストが各ジャンルにまたがっている場合もありうる。
3.「曲」はさらに細かい区分けである。例をあげれば、私はポール・ハードキャッスルの19がとても好きである。しかしあの手のチャラいダンス音楽は好きでないし、他のポール・ハードキャッスルの曲は聞きもしない。自分の中の一発屋である。同じようなアーティストにジョン・クーガーメレンキャンプがいる。ただスモール・タウンだけが良い。最も好きな曲が平均して多いアーティストはローリング・ストーンズである。
メタル
ちなみに私の好きな曲やアーティストが大量に固まっているジャンルはメタルだ。80年代の陽気なハードロックやスラッシュ・メタル、ハードコア、クロスオーバー・スラッシュと異種混交のメタルは偉大である。多分死ぬまで好きなジャンルだろう。お気に入りはアンスラックスやS.O.D、Exodus、ゴッドスマックなどあげればキリがない。
パンク
私の嗜好の移り変わりとしては、小中学校時代はジャッキー・チェンとかア・ハやマドンナ、デュランデュラン、ビートルズなど大概今聞くと吐き気ガするものを好んでいた。基本的に洋楽が好きである。自我が形成され始めるとまずパンクにハマった。初めてセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」をカセットテープでかけた時(ヘッドホンで大音量で聴いたのだが)、あの時の衝撃は忘れられない。なんだったのだろう。音楽が人生を変えるとはあのことを指すのだ。
パンクは人と違うもの、危険なもの、思考を研ぎ澄ます音楽に思われた。パンクやニュー・ウェーブと名の付くもののルーツを辿り聴きまくった。セックス・ピストルズのヴォーカル、ジョニー・ロットンがジョン・ライドンと改名して結成したP.I.L(パブリック・イメージ・リミテッド)は今も大のお気に入りである。新しいアルバムも良いがオススメはメタル・ボックスと呼ばれた「セカンド・エディション」、3作目の「フラワーズ・オブ・ロマンス」である。ムチャクチャかっこいいから聴いてみてほしい。
アップル・ミュージック
applemusicでは月額980円であらゆる音楽が聴きまくれる。あ、あれ聴きたいと思ったら一瞬でプレイリストに入るから最高だ。これは一度体験したら麻薬のようにやめられないだろう。似たようなサービスは色々有れどもappleのサービスは元祖だけあって音の良さが違う。古い音楽とかも音質がかっこよくリマスターされているから非常に新鮮だ。ちなみにアマゾン・プライム・ミュージックはお得だがレンタル落ちの中古CDみたいな音で聴けたものではない。
以下は私のSNSアカウントであるがブログ更新の通知以外にapplemusicで気に入ったアルバムも時々アップしている。ご参考になればと思う。
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