【太陽フレアと黙示録】“神の怒りの七つの杯”と“ユーフラテスの四人の御使い”とは何か
COVID-19というパンデミックを通じて、現代文明は目に見えぬ衝撃を受けた。しかし、これはまだ終わりではない。『ヨハネの黙示録』に記されたさらなる予兆──“神の怒りの七つの杯”や、“ユーフラテス河に繋がれている四人の御使い”──は、果たして何を象徴しているのか。
文明のソフトウェアを焼き尽くしたCOVID-19
以前、私はCOVID-19こそが黙示録の「蠍の尾を持つ蝗の軍勢」であると論じた。それは人間の自由、集会、感情、接触、そして祝祭を奪い取った。
だが建築物や鉄筋コンクリート、巨大インフラは手つかずで残っている。この“物質の王国”は、感染症を克服すればすぐさま再利用され、再びパレードやオリンピックが行われるだろう。つまり、人類はまだ本当の破壊に直面していない。
文明崩壊の方程式:x=?
文明(a)×未知(x)=滅亡(y=0)。このxには何が入るのか。核戦争?隕石?だが人類は自らの意志で破滅を望まない。誰も自爆スイッチは押さないだろう。
だからこそ、私はある“天文学的存在”に思い至った──太陽フレアである。
太陽という“見える神”
古代ギリシアの哲人プラトンは『国家』の中で太陽を「目に見える神」と呼んだ。聖書もまた「太陽が人々を焼く力を与えられる」と述べている。つまり、太陽とは恵みと破滅、両極の力を持つ絶対的な存在なのだ。
EXODUS:次なる災厄の到来
『出エジプト記』にあるように、主が行う“奇しき業”は決して比喩ではない。COVID-19はその序章に過ぎない。次なる災厄は、稲妻のように突然訪れる。
今こそ人類は内省すべきである。部屋に閉じこもり、テレビで過去の祭典を眺めるだけでは意味がない。聖書を開き、心を真理に向ける時が来ている。
EMPによる破滅:ISSとスペースデブリの雨
太陽フレアがEMPのごとき衝撃波を発したならば、大気圏外の人工衛星、通信システム、GPS、金融ネットワーク……あらゆる電子文明が崩壊する。
ISSをはじめとする人工物は地上へと降り注ぎ、「主はその不正をその者の頭上に返される」という聖書の一節が現実となる。
ユーフラテスの御使いと七つの杯の正体
黙示録第六のラッパの音とともに解き放たれる、ユーフラテスの四人の御使い。彼らが解き放つ災厄が「神の怒りの七つの杯」となる。その正体とは何か?
私の結論はひとつ──それは「太陽フレア」である。
それは人間の知恵をもってしても制御不能な、まさに“神の怒り”である。人工の力では避けられず、善悪を超えて遍く地上を焼き尽くす。
最後に:これは預言ではなく思索である
私は預言者ではない。ただ、世界の出来事と古代のテキストとを照らし合わせ、自分なりの「文明の終わり」の形を考えた。
次に来るものが何であれ、それはおそらく、目に見えない敵ではなく、天空の彼方から静かに迫ってくる災厄なのだ。
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