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【buddhism】「仏教」の生んだ誤解と原初の主要な教義についての論考〜『サンユッタ・ニカーヤ』より(1)
2019/04/14
*本記事は中村元氏の訳本・岩波文庫『ブッダ・神々との対話』(サンユッタ・ニカーヤⅠ)に依っている。 誤解 日本の片田舎に生まれた筆者の例もそうであるが、仏教はまずもって最初に心に触れてくる教えである。 ...
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プトレマイオス【アルマゲスト】日本語訳・恒星社厚生閣〜レビュー
2019/03/28
恒星社厚生閣の『アルマゲスト』日本語全訳は唯一しかも原典訳ならぬ仏語訳からの重訳なのである。注釈も満足に無く、でも邦訳がないよりはましというか、ただでさえ分かりにくくて長い本なのに、洋書で読んだらなお ...
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【トマスによる福音書】荒井献・講談社学術文庫〜レビュー
2019/03/19
「トマスによる福音書」はキリストの弟子トマスによって記されたとされるイエスの言行録である。正典には含まれず外典扱いで異端とされるという。 著者である荒井献氏は朝日出版社「ヘルメス文書」の訳者・編纂者と ...
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【ヨハネの黙示録】講談社学術文庫版・小河陽訳 紹介
2019/03/15
講談社からキリスト教新約聖書の「ヨハネの黙示録」が学術書としてお手軽な文庫で出ている。この本はいわば”世界の終わり”の内容なのであるが、今回の記事の目的はこの使い古されたテーマをいかに重くならずに論じ ...
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デカルト【情念論】中公文庫版(野田又夫訳)紹介
2019/03/14
中公文庫ではデカルトの『方法序説』に『情念論』と「書簡集」を合わせた盛沢山の内容が見られる;『情念論』は昔20代の頃読んだことはあったが、いま改めて読んで気付いたことなど書いてみようと思う。 デカルト ...
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旧約聖書【出エジプト記】岩波文庫版・紹介〜作品としてのモーゼ五書
2019/03/13
キリスト教の聖書を”文献”あるいは”作品”として捉え、そのような学術的見地から翻訳され、解説が付された岩波文庫版シリーズについてレビューしていく。今回は「出エジプト記」。 ●「創世記」はこちら→旧約聖 ...
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アラトス【星辰譜】西洋古典叢書「ギリシャ教訓叙事詩集」より紹介
2019/03/11
アラートスまたはアラトスは紀元前3世紀のマケドニアの詩人。年代的にはプラトンやアリストテレスより後期である。彼は現在採用されている48星座の原型となった44の星座を詩『現象』(ファイノメナ)で歌ったこ ...
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旧約聖書【創世記】岩波文庫版・紹介〜作品としてのモーゼ五書
2019/03/10
キリスト教の聖書を”文献”あるいは”作品”として捉え、そのような学術的見地から翻訳され、解説が付された岩波文庫版シリーズについてレビューしていく。今回は「創世記」。 モーゼ五書 ”モーゼ五書”と呼ばれ ...
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【新約聖書・福音書】塚本虎二訳、岩波文庫版〜学術書としての見地から紹介
2019/03/05
概要 キリスト教の聖書特に新約は”救われるためのツール”もしくは”天国への鍵”といったイメージであるが、本文庫版はあくまで学者による・学問的立場による訳本となっている。すなわち救いの神に対する敬語だら ...
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【ブッダのことば】「スッタニパータ」(中村元訳)レビュー〜原始仏典から読む釈迦の教え
2019/02/27
「ブッダのことば」(スッタニパータ)は釈迦族から生まれたゴータマ・シッダルタの教えをまとめた、仏教の最も古い聖典。日本人にとっても身近だが時代を経るに従って誤解され、曲解され、複雑化されたためもはや元 ...