「哲学」 一覧

【ルネ・デカルト】「気象学」紹介と感想〜デカルト著作集1(白水社)

2019/05/20  

デカルトの『方法序説』に付いている3つの論文のうちの一つ「気象学」の紹介と感想。 ●参考→【ルネ・デカルト】「屈折光学」紹介および感想〜デカルト著作集1(白水社) 特徴 「気象学」についてはあまり込み ...

【エジプトの死者の書】E.A.Wallis Budge"アニのパピルス”〜太陽神ラー讃歌に寄せて

2019/05/19  

「エジプトの死者の書」 この名で呼ばれる専門書を出版しているのはE.A.ウォリス・バッジで、中でも保存状態が素晴らしい”アニのパピルス”のテキストは有名。氏はエジプトの神聖な象形文字”ヒエログリフ”を ...

【サンユッタ・ニカーヤⅡ】「ブッダ 悪魔との対話」中村元訳・岩波文庫〜紹介と感想

2019/05/14  

内容 岩波書店から出ている「ブッダ 悪魔との対話」は同じく岩波の「ブッダ 神々との対話」の続編。後者については前にレビューしたが、為になる尊師の教えが簡潔にまとめられている点が貴重な本。これに対して前 ...

【ルネ・デカルト】「屈折光学」紹介および感想〜デカルト著作集1(白水社)

2019/05/12  

「方法序説」 デカルトの有名な「方法序説」は当初それに続く論文の序文として発表されたことは皆さんご存知の通り。すなわち「屈折光学」「気象学」「幾何学」の3つが付いていた。「方法序説」はその後単体で広く ...

ミルトン【失楽園】「善悪の知識の樹」について〜情欲の発端となる想像(イマージュ)

2019/05/09  

「生命の樹」 『創世記』にはパラダイスである”エデンの園”の中央に「生命の樹」があり、その”すぐ近く”には「善悪の知識の樹」があったと伝えられている;後の方の樹からは造物主は決して食べてはならないとア ...

【ソクラテスの弁明】「無知の知」〜プラトン対話編より読むデルポイ神託秘儀

2019/05/06  

今回は少しエッセーぽい哲学論考になります。 😉  理性 ヘルメス・トリスメギストスはその教説の中で「言葉はある地点まで魂を導くが、真実まで到達させることはできない:だが理性は偉大である。理性が真実まで ...

【古代音楽論集】プトレマイオス「ハルモニア論」〜西洋古典叢書より紹介

2019/04/29  

西洋古典叢書 京都大学出版会が出している西洋古典叢書シリーズにある「古代音楽論集」には、アリストクセノスの「ハルモニア原論」およびプトレマイオスの「ハルモニア論」が収録されている。価格は新品で3600 ...

【ブッダ・神々との対話(サンユッタ・ニカーヤⅠ)】中村元訳〜内容紹介と感想(2)

2019/04/23  

岩波文庫の中村元訳シリーズのレビュー:これらはどこの図書館の一般棚にも置いてある身近な本だけれども、ひとたび読み方を誤ると諸刃の剣と化す。つまり真理、救済へ導く代わりに破滅へ誘うのである。破滅とはすな ...

【チベットの死者の書】川崎信定訳・第1巻第2章「チョエニ・バルドゥ」第1日目

2019/04/22  

『チベットの死者の書』抜きにしてチベット仏教は語れない;川崎信定先生の詳細な註解と解説のついたちくま学芸文庫の原典訳を参照しながら、第1巻の第二章の「チョエニ・バルドゥ」の第一日目の内容について考えた ...

【TETRABIBLOS】「テトラビブロス」プトレマイオスの哲学的占星術書〜紹介と感想

2019/04/17  

『アルマゲスト』『地理学』などの大著で知られるアレクサンドリアの天文学者、クラウディオス・プトレマイオスの古代占星術書『テトラビブロス』の紹介と感想。 ●関連→プトレマイオス【アルマゲスト】日本語訳・ ...

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