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起こりそうで起こらないこと〜新型コロナウィルスの次にやって来るもの

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もう世の中にも自分にも時間がない。だから急いで書く。

起こりそうで起こらないこと。普通起こるわけないこと。とても起こるとは思えないこと。

新型コロナウィルスの次にやって来るのは、そういうことだ。では順次その手のことを思いつくまま述べよう。

ライブ

スポーツの試合中、選手も観客ももろとも、突然体に異変を来す。放射線被曝した人のように皮膚が腫れ、全身から血を吹き出してバタバタ倒れる。その様子がライブ中継されているが、あまりに突然なためカットされず放映されてしまう。

海や山や砂浜や公園で、野外でピクニックしている全ての半裸の人々の皮膚が、突然ひどい火傷に見舞われる。これも放射線被曝のような症状で、人々は長くは持たずその場で、または家でひどく苦しんで死ぬ。

こういった災害が生物兵器によるテロだという憶測を生じ、戦争で人為的な破壊兵器が使用されるが、これはさほど恐ろしいものではない。付録である。

地割れ

人々の家や、車や、企業が乗っかっている大地が世界各地で突然裂け、大きな深い淵が現れ、建物や人車道路橋全てを呑み込む。淵の底は見えない程深い。ある所では溶岩が露出しているのだろうか、火が燃えているのが見える。

上空からなぜか成人の体くらいの重さと大きさの石が降って来る。石は炉のように熱いのと氷のように冷たいのがある。これが物と生き物らを直撃し、物は壊れ、人は頭蓋骨その他の骨を粉砕される。

隕石が都市に落ち爆発する。核兵器のように見える宇宙から飛んできた爆弾は、都市とインフラを灰と瓦礫に変え、無に帰す。都市の人々は全滅するか重い病気になり、長くはもたず死ぬ。

全世界にオーロラが発生する。オーロラは普通の雲のように見られ、手に届きそうな位近くなる。あらゆる電気製品が動かなくなる。この時点でインターネットは止まる。人工衛星は全てシャットダウンする。

物凄い地震が起きる。惑星が揺すられるような規模である。やがて地球の表面が徐々に裸にされ、肉を喰われたフライドチキンのごとくに変わる。フライドチキンの肉だった部分、つまり人間が住んでいた地表面は宇宙空間に塵になって吹き飛ばされ、バラバラになる。

バラバラになった塵を太陽の熱が焼き、完全に人類の記憶および存在した痕跡は宇宙から消える。大気圏外に人類が発射した探査機その他の人口物体も、塵になり、素粒子レベルに分解され跡形もなく消え去る。

こうして宇宙は最初の静けさを取り戻す。人類の200年ちょっと続いた電気のお祭りは、こうして終わる。

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