いざアウトドアへ
2名という人員で七つ森湖畔公園という宮城のダムのほとりでバーベキューをやった。
構想していたメニューは焼き肉、焼きそば、野菜焼き、チーズフォンデュである。
バーベキューコンロやセットは持参しないで百均の網とプレート、コンクリートブロック2個のみで出陣した。
ものすごく暑い日で汗をだいぶかいての作業ではあったけれども、首尾よくアウトドアの食事を食べることができた。
用意したもの
買ってきた食料はステーキ肉とつくね、カマンベール・チーズ、焼きそば、フランク・ソーセージ、野菜はキャベツ、玉ねぎ、ナス、しいたけ、トマトである。
用意した調味料はオイスター・ソース、オリーブオイル、塩胡椒、ステーキソースである。
飲み物はお茶と水、ノンアルビールである。
道具としてはテントサイトを借りたということもあり、コンクリート・ブロック2個と焼き網、焼きそばプレートのみである。
その他持ち物として携帯ガスバーナー、トング、保冷剤、保冷バッグ、サバイバル用百均ナイフ(刃が尖っていないもの)、使い捨て皿、アルミホイル、割り箸、木串、プラスチックまな板等である。
テントサイト
超軽装備で出かけたため真面目に外で肉を食うことができるか少し不安であった。
テントサイトということもあり管理施設で炭は販売していた。
さて受付を済ませ炭だけ買っていざファイヤー・サークルのある広場へ向かった。
近くに車を止め少ない道具と買い出しした食材を持ち込んだ。
火起こしにチャレンジ
野菜はお連れさんに炊事場でカットしてもらっているうち、私はブロックを並べてかまどを作り、炭を投入してバーナーで炙ってみた。
ショボイ。
真面目にこれで肉が焼けるのか少し不安になりはしたが、理屈上マニュアル通りしているのだから大丈夫なはずだった。
さて枯れ枝を拾ってきて炭にくべて、バーナーでこれでもかと炙るうちだんだん火力が強くなってきた。
まことに落ちている枯れ枝は最高の火種である。
膝でポキっポキっと折れるような乾燥したものは炭と一緒にバチバチ音を立てて燃えた。
夢中で食べまくり
虫も気にならないくらい夢中になって食材を焼いて食べた。
焼きそばプレートは百均のだったから穴が開いたりしないように水をさし、オリーブオイルをかけて野菜と一緒に焼きそばを作った。
お連れさんの味付けはまことに美味であった。
焼きそばプレートはあると焼き網での焼き方に一呼吸入れられて良い休憩になることがわかった。
焼き網だけだとすごく忙しいのだ。
お腹いっぱいになったが残したのはつくねとトマトだけだった。
一番うまかったのはやはりステーキ肉で、ジュウジュウいいながら網で焼かれる姿は血が滴る色をしていた。
反省点は野菜が多すぎたことである。もしまたやるとしたらカットしないですぐ焼ける野菜をピンポイントで買うだろう。
お連れさんの希望でやったチーズ・フォンデュもなかなかよかったと思う。ただアルミホイルで皿を作らなければならないので一手間である。
バーベキューの教訓
BBQは最小限の道具、最小限の食材、最小限の労力で最高に贅沢な食材を選ぶべし。
シンプル・イズ・ベストが私は好きだ。