ベルト
愛用のチープカシオF-91W。ダイソーの電池での交換は無事成功した(アラームは鳴らなくなったけど)……と思ったのも束の間、今度はベルトが「パキッ」と切れた。
昼も夜も付けっぱなし、着脱も多かったので、劣化して当然かもしれない。ちなみに電池交換の記録はこちら→https://saitoutakayuki.com/nitizyou/tipukasidenti/
ベルトなんて買えば済む話──でも“もったいない精神”が勝ってしまう。ダイソーで噂のNATOベルトを探すも売っておらず、時計コーナーに行ったらまさかの本体より高い。
結局Amazonで700円ほどの高評価ベルトを購入。レビューの「満足げな雰囲気」に押されてポチる。
要注意なのは、サイズ展開がやたら豊富な点。18mmを買うつもりが、気づいたら20mmをカートに入れていた。そしてそれが“最悪の作業”の始まりだったのだ。
作業
最初は「ラバーベルトをカッターで切ればバネ棒なんて外さなくていいでしょ」と思っていた。でもこのベルト、分厚くてまったく通らない。糸で引っ張っても無理。
しかも買ったのは20mm。そりゃ入らないわけだ……返品? 面倒だ。今ついてるバネ棒をペンチで曲げて外し、付属のバネ棒でどうにかする作戦へ。
ベルトの幅をハサミとライターで加工してなんとか18mm相当にしてみたが、それでも付属部品は合わず。捨てかけた元のバネ棒をゴミ箱からサルベージして再利用を決意。
ペンチ、やっとこ、小型ハンマーを総動員して、無理やり押し込む。途中何度も「最初から買い換えればよかった…」と後悔しつつ、ついに取り付け完了。以下、作業の痕跡。
本体裏のベルト取り付け部。思いっきり傷だらけ。
赤いのは幅詰め位置に印をつけた跡。ペンチでぐりぐり押し込んだ棒。
仕上げはもちろんハンマー。時計本体は意外にもびくともせず。さすが。
交換終了
こうして苦難の末に作業は完了。ネットに載っていない“リアルな苦労”が多かったので記録として残しておく。
元のラバーベルトと違い、水仕事や睡眠時の使用は不安が残る。金属部分もあるため、いつ外れるか少し心配。とはいえ、チプカシらしい軽快な装着感は失われていない。
正直、ここまで苦労するくらいなら買い換えた方が楽だった。でも趣味や体験として「やってみたい人」は、ぜひ覚悟の上でどうぞ。
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