メタルもいろいろ
ヘビーメタル、ハードロック、どちらも言い回しは似ているが違う。ハードロックはヘビーメタルに比べると柔らかい。どちらもメタルというジャンルでひとくくりにされはするけれども。
例えばハードロックのバンドだとボン・ジョビ、ジョン・メレンキャンプ、エアロスミスなんかがあるだろう。
映画「レスラー」でストリッパーをバーのカウンターで口説くミッキー・ローク。踊ってるのはラットの80'Sの名曲、Run and Runである。
ちなみに海外旅行先でハードロック・カフェの看板を見るとテンションが上がるが、高そうなので入りはしない。
ハードロックはメタルではない
ハードロックという中途半端な毛の生えたロックから切り離しても、さらにメタルは分類される。私が大好きな領域である。
スラッシュ・メタル、デス・メタル、正統派ヘビー・メタル、どれも大好物だ。以下ひっくるめて「メタル」と呼ぶことにする。
メタルの音は硬い。まあ金属っていう意味なくらいだから当然だ。そして演奏が下手だとできない。
メタルの条件その①:演奏が上手くなければいけない。勢いで誤魔化すだけの70年代パンクロックなんぞ音が酷すぎて耐えられない。
メタルの条件その②:音が良くなければならない。まさしく○万円するヘッドホンはメタルを聴いてこそ活きる。
StoomTroopers of Death
最も良いのがS.O.Dだ。S.O.DはStoomtroopers of Deathの略。ストゥームトルーパーはスターウォーズのあの白い兵隊の群である。
アンスラックスのギタリスト、スコット・イアンが率いて1985年に結成された。クロスオーバー・スラッシュと呼ばれるその音はハードコアパンクとアンスラックスのメタルサウンドの融合のようである。このバンドのゴツくて気合の入ったボーカル、ビリー・ミラノはメソッド・オブ・デス(M.O.D)も結成している。M.O.Dも素晴らしい。
デス・メタル
スレイヤーは硬派だがデス・メタルではなくスラッシュ・メタルだろう。デス・メタルというのは死にそうな声を張り上げて、グジャグジャのギターサウンドをかき鳴らすような曲を指す。
とはいえナパーム・デスは極端すぎて腹が痛い。最短で0.2秒の曲とかがあってアルバム一枚に何10曲も入ってた日には笑うしかない。
ともあれ私にもナパーム・デスの良さが分かる時がやってきた。私も極めたか、ついに大人になったのだ。ハタチの頃は笑っていたが、こいつはマジでかっこいい。お勧めは東北の地吹雪の中、車を運転しながら聴くと最高 😮
管理人おすすめメタル
HEAVYMETAL(ヘビー・メタル)の綴りを変えたBABYMETAL(ベビー・メタル)が海外で人気だけど、あの女の子3人はあとどれくらいの活動なのだろうか。大人の女性になったらどうするのか。バックバンドは演奏が美味い、音が良いという条件は満たしている。それはわかる。だが海外で珍しがられていくら持ち上げられようと、メタルとして私は好きじゃない。ベビーメタルなんぞメタルじゃねぇ。ガキの遊びだ。
トリビウムやエクソダスを聴いていた方がましだ。コーンやインキュバスもイケる。
あとレッド・ツェッペリンの60年代のアルバムは最高だからぜひ聴いて見て欲しい。
とにかく私は「メタル」が好きなのだ。