小説

【マンディアルグ】長編小説「すべては消えゆく」〜20世紀末賢者の預言〜

マンディアルグ(1909−1991)の亡くなる4年前発表、最後の長編小説である「すべては消えゆく」は、原題”Tout Disparaitra"であり、正確には「すべては消えるであろう」の未来形である。白水ブックスから出ている安価な邦訳だと現...
日常

「山岡家」期間限定【旨辛スタミナつけめん】を食べてみた

*地震の影響で日常ご苦労なさっている大阪の方々に心よりお見舞い申し上げます。*サッカー日本代表コロンビア戦勝利おめでとう!!次回セネガル戦も応援します!!さて前に山岡家で期間限定提供中の”旨辛スタミナらーめん”をレビューした。それからひと月...
まとめ記事

ボードレール【悪の華】まとめ記事〜作品レビュー集

この偉大な詩人に対する言葉は何もない。ただその詩を読み、深い崇拝の念を捧げるのみである。ボードレール【悪の華】「七人の老爺」は預言者のビジョンかボードレール【悪の華】「飛翔」〜神々が呑む聖なる酒とはボードレール【悪の華】「1日の終わり」〜暗...
まとめ記事

【マンディアルグ】関連記事まとめ〜現代フランス文学における真の巨匠

当サイト掲載、マンディアルグとその作品の関連記事をまとめました。便利なリンク集です。【マンディアルグ】の小説「大理石」に隠されたシュルレアリスティックな秘密とはマンディアルグ短編集【狼の太陽】収録「生首」あらすじと感想【城の中のイギリス人】...
まとめ記事

【ウィリアム・ブレイク】まとめ記事〜知覚の扉を開く預言者の詩

筆者が大ファンである最も尊敬すべき偉大な芸術家ウィリアム・ブレイクに関する記事のリンクをまとめました :-D 【ウィリアムブレイク】〜詩句にあるザ・ドアーズのバンド名の由来について考える【ウィリアム・ブレイク】名言集〜「地獄の箴言」で現代を...
エッセー

【太りやすい体質】について思う〜「木下ゆうか」大食い動画を見ながら

木下ゆうかちゃんは大食いファイターで元?アイドル。というか今でも十分にかわいい。滅多に現代人を取り上げないこのブログで彼女について書く気になったのは、顔が自分好みであること、喋り方が面白いことがあげられる。Youtubeにその大量の大食い動...
絵画

【アルブレヒト・デューラー】「芝」「野うさぎ」〜2枚の透明水彩画が放つ強烈なオーラ

ドイツのルネサンス画家アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)の何気ない雑草を描いた絵「芝(The large piece of turf)」と、可愛らしい「野うさぎ(Young Hare)」を紹介。どちらもウィーンの同じア...
小説

【エドガー・アラン・ポー】「マリー・ロジェの謎」「盗まれた手紙」〜「モルグ街の殺人」の続編紹介

1841年4月、世界文学史上初の推理小説「モルグ街の殺人」がポーの編集する雑誌に発表された。現代に読んでも面白すぎるこの短編小説が好評を博したのは想像に難くない。そして翌年には「マリー・ロジェの謎」4年後には「盗まれた手紙」というふたつの続...
日常

限定「奏的家系ラーメン」を【麺屋奏(めんやかなで)】で食ってきた〜大崎市古川の二郎インスパイア店

久しぶりにツイッターを起動したら麺屋奏さまが限定メニューの告知をしていた。その名も「奏的家系ラーメン」。アップされた写真を見るとデフォで大きな海苔3枚とうずらの卵3個、ほうれん草、そして炙りチャーシュー1枚が乗っている。麺は太めで家系そのも...
哲学

デカルト【哲学原理】より導き出される真実と認識〜ヘルメス・トリスメギストス教義への応用

Argument(前置き)以前の記事で、ルネ・デカルトの方法とは悟性が明晰確実に認識するもの以外は真と判断しないこと(『方法序説』『哲学原理』)、そしてまず最も認識しやすく最も単純な対象から徐々に複雑なものへ思惟の対象を移していくこと(『精...