プラ保存箱 原宿駅旧駅舎に別れを告げて──96年の歴史と青春の記憶 【原宿駅旧駅舎】さようなら、思い出の木造駅舎に──記憶と名残り、そして贈る言葉旧駅舎との別れある日、コロナ禍関連の動画を観ている中で、JR原宿駅が新駅に移行し、長年親しまれてきた旧駅舎が解体されるというニュースに出会った。映像には、夜の帳が... 2020.03.22 プラ保存箱
評論詐欺 太陽は象形文字か?エジプト神話と知の象徴としての光の本質|死者の書・箴言・偉大な発光体の哲学 【太陽】象形文字としての肉眼視覚可能な天空の光る大きな物体太陽神と死者の書エジプト『死者の書』が太陽神ラーへの讃歌から始まるのは、単なる偶然ではない。彼ら神官たちは“物体としての太陽”を崇拝したのではなく、“見える太陽”に意識を集中したのだ... 2020.03.18 評論詐欺
評論詐欺 アルジャジーラとは?中東発ニュースの硬派な世界観と日本メディアの限界を超える視点 【アルジャジーラ】夢と現実のあわいに立ち上がる中東発ニュースの硬派な視界夢の途中「王様の室(おうさまのへや)」——高円寺南にかつて存在した伝説的ファッション・ヘルス。共同シャワーのアナクロな空間で、記憶の中の湿った空気と、ある種の親密な沈黙... 2020.03.17 評論詐欺
評論詐欺 コロナ収束の「時間稼ぎ」と春分の象徴性|天体と人類計画の哲学的考察 【時間稼ぎ】コロナウイルス収束の見込みに付与される期限天体と時間の哲学「時間稼ぎ」や「様子見」という言葉がある。あるいは「時が解決する」という諺も。それは、抜け道のない状況に立たされたとき、打つ手のない混乱の中でとりあえず“待つ”という知恵... 2020.03.15 評論詐欺
評論詐欺 アバドンと黙示録の蝗はCOVID-19か?深淵と無限をめぐる神秘的考察|ヨハネ黙示録と現代疫病の接点 【アバドン】底知れぬ穴の天使――黙示録の蝗とはCOVID-19なのか?無限の入り口で小学校低学年のある昼休み、「無限」について友達と遊び半分で考えていた。宇宙の外には何があるのか。その外にもまた“外”があるのか。あるいは紙を限りなく細かく切... 2020.03.14 評論詐欺
思考の化石 マスク高額転売と闇取引の裏にある社会心理と制度の罠|コロナ禍の哲学的考察 【マスク】転売禁止と闇取引の裏側に潜む罠──愚かしさと社会の反射巷で話題の「マスク不足」とそれにまつわる社会現象について、サイト運営者として、そして一個人として思うところを述べてみたい。コストという境界線筆者は年に数千円のコストでこのサイト... 2020.03.13 思考の化石
疑似学術地帯 アタランテ・フギエンス第10図|火には火を、水銀には水銀を――同質加算と錬金術の教え 【ATALANTA FUGIENS】EMBLEMA X.――火には火を、水銀には水銀を与えよ。そうすれば君は満たされる"Da ignem igni, Mercurium Mercurio, et sufficit tibi."加算の法則この... 2020.02.17 疑似学術地帯
疑似学術地帯 アタランテ・フギエンス第9図|老いと若返りの寓意:露の家と果実の象徴解釈 【ATALANTA FUGIENS】EMBLEMA IX.――老爺を木と共に露の家に閉じ込めよ。その実を食べ、彼は若返る"Arborem cum fene conclude in rorida domo, et comedens de fr... 2020.02.16 疑似学術地帯
評論詐欺 禁欲と節制の違いとは?|欲望に正直に生きる哲学的エッセイ 「禁欲」と「節制」の違い――欲望に忠実なのが節制、己を欺くのが禁欲「禁欲」と「節制」は似て非なるものである。どちらも「欲望を制御すること」に見えるが、その内実は正反対だ。ここでは、それらの違いを欲望の観点から捉え直す。禁欲――それは欺瞞禁欲... 2020.02.15 評論詐欺
疑似学術地帯 アタランテ・フギエンス第8図|卵と火の剣――錬金術的爆心に迫る象徴の解剖 【ATALANTA FUGIENS】EMBLEMA VIII.――一つの卵を取り、火の剣で打て"Accipe ovum et igneo percute gladio."概要:最も有名な図像のひとつこの一節は『逃げるアタランテ』の中でも特に... 2020.02.09 疑似学術地帯