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【おすすめ洋楽】紹介・itunesライブラリより厳選〜2018年6月(異ジャンル)

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洋楽歴35年以上の経歴を持つ管理人のitunesライブラリより、Apple Musicで聴けるおすすめ音楽を教えるシリーズ3回目。

いったいこの人間どういう趣味してるんだ?と思われる方もいらっしゃるかもしれない。だがそこにはある一定の法則があるのだ 😎 

今回はパンク・ロックの定義など論じながら気ままに紹介していこう。

1位 Black Flag(ブラック・フラッグ)

パンクとは何か?これは哲学的な命題でもある。パンクはロックン・ロールとしてのジャンルであるが、1977年に発表されたセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ!」をもってパンクのルーツとする動きがある。教科書通り論ずるなら元はアメリカのニューヨーク・ドールズやジョニー・サンダース、ラモーンズ、ストゥージズまで遡るが、ドアーズのジム・モリソンだって哲学的には立派なパンクなのである。

そんな深い意味はほっといて音楽としての”パンク”とは何か?と問うならば答えはこうだ。ヤバいもの、危険なもの、破壊力のあるもの、邪悪なものである。そう、ブラック・フラッグの音楽はパンクそのものなのである。

だがナパーム・デス曰くパンクとは「腐った死体」である。型を壊すためのものだったはずのパンクは、いつしか型にはまりブランド化された。ブラック・フラッグは音楽もファッションも本来のパンクそのものであり、服はしまむらで売っているような安物カジュアルだが、カリフォルニアのバンドであるためどこかスッキリしていてセンスがいい。音楽については、聴けばわかる。

メンバーは一定せずヴォーカルにヘンリー・ロリンズを迎えたりなどしているが、バンドをずっと支えたのはギターのグレッグ・ギンである。その邪悪な地獄の悪魔の馬鹿騒ぎこそ、本物のパンクなのである。

 *Apple Musicで聴く▶Black Flag/Damaged

2位 Bad Brains(バッド・ブレインズ)

初期ハードコア・パンクのテイストのみならず、レゲエ、ヘビー・メタルの要素もふんだんに取り入れた黒人バンド。まさにかっこいい。おすすめ。

*Apple Musicで聴く▶Bad Brains(Artist)

3位 UK Subs (UK サブス)

センスの良い初期イギリス版パンク・ロック。多彩な曲が聴いていて飽きない。しかし見た目はダサい。

*Apple Musicで聴く▶UK Subs/A.W.O.L.

4位 Static X (スタティック・X)

これはロブ・ゾンビっぽいノリの良いヘビー・メタル。ちょっとコーンぽい。ダンス・ミュージックとメタルが混ざった感じ。

*Apple Musicで聴く▶Static-X/Get to the Gone

5位 Delerium(デレリアム)

これは付録にして最大の目玉アーティスト、デレリアム。ツイッターのNowPlayingで呟いたところ大量のエンゲージメントを獲得した。癒し系ながらエニグマのような奥深さのあるサウンド、グレゴリオ聖歌や中世音楽の要素と踊れるリズムをミックスしている。高速道路の長距離運転などにもおすすめ。

*Apple Musicで聴く▶Delerium/Karma

かなりランダムな紹介に終わったが、どのアーティストも聴いて損はない。今回はこの辺で。 😎 

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