Apple Musicおすすめ洋楽まとめ③|異ジャンルで楽しむ5組のアーティストレビュー
洋楽歴35年以上の筆者が、iTunesライブラリの中から厳選したApple Musicで楽しめる異ジャンルのおすすめアーティストを紹介するシリーズ第3弾。
「この人、いったいどんな趣味してるんだ?」と思われるかもしれないが、そこには一貫した“破壊力と美”の基準がある。今回はパンク・ロックの定義にも触れながら、ジャンル横断的にセレクトしてみた。
1位:Black Flag(ブラック・フラッグ)
パンクとは何か?それは音楽というより態度であり、精神である。ブラック・フラッグのサウンドは“ヤバい・危険・破壊的・邪悪”のすべてを兼ね備えている。ヴォーカルには一時ヘンリー・ロリンズを迎え、グレッグ・ギンのギターがバンドの核を担う。カリフォルニア発のこのバンド、音楽もファッションも“本物のパンク”だ。
2位:Bad Brains(バッド・ブレインズ)
黒人による初期ハードコア・パンクバンド。レゲエやメタルの要素も融合し、独自のサウンドを確立している。音楽性の幅広さと、何よりその切れ味は唯一無二。超おすすめ。
3位:UK Subs(ユーケー・サブス)
センス抜群な初期UKパンク代表格。曲のバリエーションが豊富で飽きさせない。ファッション的にはダサいが、音楽はスマートで完成度が高い。イギリスらしいドライな感じが魅力。
4位:Static X(スタティック・エックス)
ロブ・ゾンビやコーンの系譜に連なる、メタル×ダンスビートの異種混合サウンド。パンチが効いたリズムとノリの良さが魅力。ドライブ中に聴くと気分爆上がり。
5位:Delerium(デレリアム)
癒し系でありながら深い。グレゴリオ聖歌や中世音楽を取り込みつつ、クラブ・ビートと融合させた静謐かつ刺激的なサウンド。筆者のSNSでも人気が高く、長距離運転時のお供として最適。
今回はジャンル横断型の濃いラインナップをお届けしたが、いずれも「一度は聴いてほしい」アーティストたち。次回(第4回)もお楽しみに 🙂
コメント