「詩」 一覧

【アルゴス】「百眼巨人」〜電源に依存するインターネットが啓示するヘルメスの生贄

2020/03/31  

目 インターネット、パソコン(mac)、スマートフォン(iphine)、人工衛星、電力、これらが確保されている2020AD.では、一介の凡人である筆者ですら自宅にいて全世界を見ることが出来てしまう。こ ...

【空気】私たちが吸う雑草等植物が太陽と大地で光合成し浄められる二酸化炭素

2020/03/28  

AIR Et, quand nous respirons, la Mort dans nos poumons Descend, fleuve invisible, avec de sourdes pl ...

アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『大理石』註解:(1)

2020/02/25  

フランス語原文と澁澤龍彦訳両方を用いて、『大理石』を可能な限り註解する。 GS マンディアルグというひとは、極めて慎み深い師父である。ゆえに小説と呼ばれる形で遺された『大理石』という本の書き出しは「白 ...

【Book of Jasher】「義人の書」洋書レビュー〜退屈な歴史書の中に奇妙な果実を拾う

2020/02/24  

概要 今回は実に退屈な本の紹介。"Book of Jasher"は旧約聖書の各部分で言及されている書物の1つであり、現存する唯一の本だそうだ。 これの英訳がすごく低価格だったために、衝動買いしてしまっ ...

【John Milton / Paradise Lost】ミルトン「失楽園」洋書レビュー

2020/02/19  

謝罪 ブログ開始初期の頃に書いた「失楽園」の記事で、私は"Paradise Lost"の英語は一般的な能力で解読可能だと書いてしまった。ここに謝罪しなければならない。通し読みもせず、Wikipedia ...

【Mandiargues】La Nuit séculaire「世紀の最後の夜」〜北欧の長い夜の大晦日

2020/01/17  

マンディアルグ1979年発表未邦訳の戯曲「世紀の最後の夜」の紹介。 概説 前の記事であげた「アルセーヌとクレオパトラ」は悪く言えばあまりぱっとしない劇であるが、こっちは幻想小説家らしいかなりバロック( ...

【ユディット記】旧約聖書外典より〜勇気ある美女の果敢な暗殺行為

2020/01/15  

極東は東南アジアなんかを指すが中東といえば人類が地球上に発生してから、最も重大な文明や信仰が培われた地域でもある。 しかし過去の偉大な栄光は衰え、現代ではそれらの国々を人々が思い浮かべるや「恐い」「行 ...

【トビト書】旧約外典(アポクリファ)より〜悪霊アズモダイオスを祓う天使ラファエル

2020/01/14  

旧約聖書には正典の他外典(アポクリファ)と呼ばれる諸書の文書があるのをご存知だろうか;「正統」や「異端」、「正典」と「外典」(あるいは偽典)とは人間の法律や慣習が決めた線引きに過ぎず、物事の真相を深く ...

【Mandiargues】Arsène et Cléopâtre〜戯曲「アルセーヌとクレオパトラ」紹介

2020/01/10  

マンディアルグの戯曲には他に「世紀の最後の夜」「イザベラ・モラ」があるが、本作も含めていずれも未邦訳。これらをフランス語で読むのはマニアックな趣味に入るだろう。 しかも「アルセーヌとクレオパトラ」は絶 ...

【ルバイヤート】オマル・ハイヤーム〜11世紀ペルシャ四行詩集を紹介

2020/01/07  

思ひ出 東京高円寺北にかつて住んでいた頃、「ルバイヤート」という喫茶店に数度入ったことがある。どことなくノスタルジックな看板と階段入り口;するすると引き込まれるように店に行くと”ジミ・ヘンドリックスに ...

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