「詩」 一覧
詩作品からインスパイアされた記事
2021/06/23
概要 空海、弘法大師のよく耳にする有名な本『性霊集』は、性的な内容の本でもなければ、西洋のインクュバス・スクブスといった淫夢精霊の類を論じた本でもない。正式の題名は「遍照発揮性霊集」で、弟子が一生懸命 ...
2021/05/25
岩波文庫の3冊組み『碧眼録』を約半年かかって読み終えたのでその感想を書きたい。 概要 書物の詳しい概略はwikipediaに譲る。よってここには一般論ならぬ筆者の極めて個人的感想を記すことになる。まず ...
2020/12/16
概要 「いろは歌」というものについて、すでに読者はwikiなどによる知識で相当なことを知っておられるかと思うので、今回はここで筆者の「いろは歌」の記事を書く機縁となった事柄および気付くこと等を述べてい ...
2020/12/13
概要 『日本国現報善悪霊異記』とは、奈良時代の僧である景戒(きょうかい)が書いた説話集で、通常「日本霊異記」と呼ばれる。古語辞典の古典文学年表のほぼ突端に書いてあり、太字の”超重要”作品のひとつ。”超 ...
2020/11/08
教師 学校で習う、平安時代末期から鎌倉時代初期を生きた鴨長明の古典随筆文学『方丈記』は、おそらく人生で読むのは3度目であろうと思う。3度目の正直ということで、ようやくこの作品をまともに味わえる日が来た ...
2020/11/07
概要 「かぐや姫」の昔話は日本人ならば誰しも子供の頃に聞いたことがあるだろう。『竹取物語』がそれだ。ある漢文の教科書に言葉はまず話され、聞かれるのであって、文字というものは後から付け加えられるのだ、と ...
2020/10/30
和歌 高校の頃誰でも習う、脳天の奥底に記憶させられ焼き付いているこの和歌、 東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ は『万葉集』に納められている。全訳古語辞典などで ...
2020/10/29
シリーズ第2回目。今回は動物愛護団体から苦情が来そうな、当時の宮人のサディステイックな性格を垣間見る驚きの内容。 これをワイルドととるか、野卑ととるかは私たちに委ねられている。 御猫 陛下の可愛がって ...
2020/10/28
恐れ多くも最近ハマりつつある古典しかも超大御所『枕草子』をレビューする企画第一回目。 学者のみか多くの小説漫画などに取り沙汰され、今さら筆者などの出る幕では一切ないが、自らの嗜好には勝てず。無謀にも試 ...
2020/07/19
中原中也は学校で習う詩人。名前が面白い。中がふたつもある。悩み多き思春期から青春時代までずっと心の友。彼の詩はなぜか心に残る。それがなぜなのか、不思議に感じ理由を探す人も多いかと思う。 原点回帰シリー ...
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