【お盆・正月】親戚集まりが苦手な人へ贈る5つの対策
お盆や正月。日本の風習として、家族や親戚が一堂に会する時期です。懐かしい顔に再会できたり、皆で出かけて思い出をつくるのも、この時期ならではの楽しみ。
――ただし。
それが楽しいのは“親戚付き合いが得意な人”に限った話。人付き合いが苦手な方、社会的コンプレックスを抱えている方、非リア充・内向的な方にとっては、苦行の時間でもあります。
この記事は、そんな方々へ向けた“生き抜き術”です。精神を保ちながらこの時期を乗り切るための、5つの対策をご紹介します。
対策①「人間だと思わない」
親戚とはいえ、よくよく見れば――
土・水・空気・火という4元素から成る「物質」なのです。
目の前の叔父も叔母も、ただの有機的な運動体と考えてみましょう。こう考えるだけで、会話も視線も不思議と自分とは無関係な「自然現象」に見えてくるはず。
大事なのは、「人間だ」と思わないこと。それだけで精神的距離が保てます。
対策②「言葉=空気の振動」
「結婚は?」「仕事どう?」「まだ実家住まいなの?」
そんな小言が飛んできたら、こう考えてください。
それはただの「音」。肉のベロが息を押し出して空気を震わせ、鼓膜を揺らしているだけ。
意味を持つかどうかは、あなたがそれを「意味あるもの」と受け取るか次第。スルー力を極めることで、攻撃も毒にもならなくなります。
対策③「現在だけが現実」
多くの親戚たちは、“過去”や“未来”について語りたがります。
でもその「過去」は記憶の集積であり、「未来」は予測に過ぎません。
つまり、本当に確かなのは“今”この瞬間だけ。
誰かの説教が始まったら、深呼吸して「今」の感覚に集中してみてください。
――音、香り、視線、手に持った湯呑みの感触。
ブルース・リーも言ってました。「考えるな、感じろ」と。
対策④「外に出る」
どうしても耐えられなくなったら、席を立ちましょう。
「ちょっと用事があって」と言って、図書館・映画館・ネットカフェ・パチンコ屋――なんでもOKです。
定期的に“避難口”を確保することで、全体のストレス量が大きく減ります。立派な対処法のひとつです。
対策⑤「得する点を見つける」
どんな苦手な場でも、ひとつくらい“得”があるはずです。
- うまい料理が出てくる
- 珍しい観光地に行ける
- 正月番組がやたら面白い
どうせならその“ひとつ”を集中して味わってください。嫌なことを薄めてくれる、救いのエッセンスになるかもしれません。
まとめ:気にしすぎない訓練の場と考える
ここで紹介した方法は、ふざけているようでいて実はかなり実践的です。
・物質として見る
・音として聞く
・現在に集中する
この3つだけでも頭に入れておけば、多少は気がラクになるはず。
どうか無理せず、そして疲れすぎず。この“親戚集まり”という名の修行イベントを、平和にやりすごしてください ✨
📌関連記事: 🧠 【アリストテレス】「自然学」〜場所と運動、時間とは何か 💰 【お金のかからない趣味】楽しみ方いろいろ 📚 図書館という場所
コメント