久しぶりにラーメンビリーで二郎系ラーメンを食べて来たのでレビューする。
ラーメンビリー
このお店は筆者が東北で二郎インスパイアを探していて発見したラーメン・チェーンである。仙台に数店舗あり結構な人気を誇っている。味も今まで何回か食べたことがあってインスパイア店としての個人的な評価は高い方だった。
以前の記事にも書いていたように筆者は神奈川にいた時は野猿二郎がホームだった。ビリーにはラーメン二郎のような凶暴性はないが、上品によくまとまった料理としての出来や、店内が綺麗であること、並ばなくても気軽に食べられることなど良い面はたくさんある。
◯筆者のラーメン歴→【ラーメン】遍歴〜二郎から山岡家まで〜神奈川から宮城へ
山岡家を浮気
今日はかなりの長距離運転をして疲れており、しかも泉中央付近の4号線が正午近く渋滞した。性根尽きた私は「ラーメンビリー泉学院前店」方面へ右折したのだった。「昼飯は久々にビリーでいいか」そう決めた。
山岡家にハマって以来そればかり食っていたからさすがにたまには違うラーメンにしようと。というわけで今日は山岡家を浮気した(笑)。
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泉学院前店
ラーメンビリー泉学院前店は私立東北学院大学(国公立の東北大学ではないので注意)のキャンパスのすぐ近く、学生目当てのロケーションにある。事実学生中盛り無料なるサービスがある。もし行っても大学生たちの溜まる騒々しい店内を想像していたから、入ったのは初めてであった。そんな風に思い切らせたのもあまりに運転で疲れていたためだった。
駐車場はけっこう広く充分台数を置ける。一服した後暖簾を潜るとゆったりとしたスペースに券売機コーナーがあり、そこには私一人しかいなかったから焦らずじっくりボタンを見ることができた。目に止まったのはトッピングがほぼ全て載る「ビリーラーメン」(1080円)だった。
注文とコール
いつもは通常のラーメン、やってもチャーシュー増しくらいを食べていたが、馬力をつけたいのと値段がそんなに高くないのとですぐこれに決めた。そして中盛りアップはプラス50円。
カウンター席へ着いて女の子店員さんに「ニンニクは入れましょうか」と聞かれる。私がニンニクを増し増しにできるかと尋ねると余裕でOK してもらえた。あともちろん野菜増し。アブラは特にコールはしなかった。カラメについてはテーブルのたれを好きな位自分でかけて調整できるのでこれもコールなし。
参考画像
正午にも関わらず懸念していた学生の騒がしさはほとんどなく、空席もあり落ち着いていた。店内の雰囲気はおしゃれかつ清潔で、トイレの便座は自動で上がるタイプだった。住宅なら分かるがラーメン屋とかコンビニでこれは見たことがない(笑)。やはり女子大生受けを狙ってるのだろう。店員さんの態度もみんな礼儀正しく関心させられた。
卓上調味料
テーブルの様子は調味料が写真右から酢、胡椒、唐辛子、ラーメン専用のたれ、ラー油となっている。エコ箸も置いてある。お冷用のコップは女の子も喜びそうな可愛いピンクのプラスチック製ですごく軽い。
調味料
コップ
立てかけられたメニュー表には「アブラ飯」(小150円、大300円)というご飯物もあった。こちらはかなり美味しいそうだが、二郎系でご飯物は食べない主義なので今回は頼まなかった。いつかは食べて見るかもしれないが。
ビリーラーメン
さてついに可愛らしい女の子の手でラーメンが運ばれてきた。 😉
ビリーラーメン中盛り・ニンニク増し増し・野菜増し(1130円)
(拡大推奨:p)
ご覧になっていただくとお分りだと思うが、丼は綺麗で脂ぎっておらず、こじんまりとしてまとまった出来である。だがかなり食欲をそそる見た目であることに変わりはない。写真は胡椒と唐辛子を半分ずつエリアに分けてかけている。
食す
これを崩しながら食べるのがけっこうコツがいる。下皿はあるけれどももやしや刻みニンニクの塊をテーブルにこぼすのはデフォである。だが筆者は落ちついて野菜をほじくりながら、こぼさずに麺まで辿り着いた。
極太・固麺(旨い)
エコ箸が置いてあれば使うのが信条なので用いたが、端の先端がドリルみたいに溝が付いているので全然滑らない。一見の価値ありだ。ぶっとい麺をしっかりとエコ箸のドリル溝が掴むから、バクバク豚みたいに食べることができる。
具はホロホロで旨いどデカチャーシュー3枚、メンマ、味玉、野菜、と充分すぎる。スープは乳化していて非常に美味しかった。
総評
久しぶりのラーメンビリーの感想としては、値段が高く感じなかったこと(これはやっぱりクソまずいラーショのネギみそチャーシュー麺を1200円で食った記憶が新しいからかもしれない)、店内の雰囲気が良かったこと、そしてやっぱりラーメンが美味しかったことが挙げられる。
しかしビリーには麻薬物質が不足していて、二郎のように食ったあとすぐまた食いたくなるということはないから安心だ。そして古川の麺屋奏の豚そばとどっちが美味しいか、と聞かれたならやはり奏に軍配が上がる。それは個人店とチェーン店との気合の差なのかもしれない。
ほぼ完飲・ごちそうさまでした!
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