「天文学」 一覧

哲学から派生した天文学関係のカテゴリーとしました。

【テトラビブロス】プトレマイオスの古代占星術書の洋書レビュー(再読2回目)

2020/10/09  

概要 前にアマゾンで購入したプトレマイオスの『テトラビブロス』のレビューを書いた。アマゾンで洋書書い始めの読み始めであったため、かなりいい加減な記事だった。 前記事リンクですhttps://saito ...

【地磁気の逆転】アランナ・ミッチェル〜”科学の大衆化”を意図するジャーナリズム著作

2020/06/11  

チバニアン 光文社単行本「地磁気の逆転」はソフトカバーで気軽に読める、300ページちょいのめちゃくちゃ面白い本。地磁気に興味を抱いた人が日本語で”地磁気”と検索すると、2018年に出版され翌年翻訳され ...

【エジプトの死者の書】E.A.Wallis Budge"アニのパピルス”〜太陽神ラー讃歌に寄せて

2019/05/19  

「エジプトの死者の書」 この名で呼ばれる専門書を出版しているのはE.A.ウォリス・バッジで、中でも保存状態が素晴らしい”アニのパピルス”のテキストは有名。氏はエジプトの神聖な象形文字”ヒエログリフ”を ...

【古代音楽論集】プトレマイオス「ハルモニア論」〜西洋古典叢書より紹介

2019/04/29  

西洋古典叢書 京都大学出版会が出している西洋古典叢書シリーズにある「古代音楽論集」には、アリストクセノスの「ハルモニア原論」およびプトレマイオスの「ハルモニア論」が収録されている。価格は新品で3600 ...

【TETRABIBLOS】「テトラビブロス」プトレマイオスの哲学的占星術書〜紹介と感想

2019/04/17  

『アルマゲスト』『地理学』などの大著で知られるアレクサンドリアの天文学者、クラウディオス・プトレマイオスの古代占星術書『テトラビブロス』の紹介と感想。 ●関連→プトレマイオス【アルマゲスト】日本語訳・ ...

プトレマイオス【アルマゲスト】日本語訳・恒星社厚生閣〜レビュー

2019/03/28  

恒星社厚生閣の『アルマゲスト』日本語全訳は唯一しかも原典訳ならぬ仏語訳からの重訳なのである。注釈も満足に無く、でも邦訳がないよりはましというか、ただでさえ分かりにくくて長い本なのに、洋書で読んだらなお ...

アラトス【星辰譜】西洋古典叢書「ギリシャ教訓叙事詩集」より紹介

2019/03/11  

アラートスまたはアラトスは紀元前3世紀のマケドニアの詩人。年代的にはプラトンやアリストテレスより後期である。彼は現在採用されている48星座の原型となった44の星座を詩『現象』(ファイノメナ)で歌ったこ ...

「天頂」についての論考〜観測地点の天球内で最も高い位置にある点

2018/11/27  

第一原因 「知識とは何か」かつてソクラテスはそう問うて、結局誰も知識とは何かを分かってないという論破をした。のみならず自分自身「私は何も知らない」と認めた。こんなことから書き始めたのは筆者自身も、何が ...

古代アレクサンドリアの悲劇の女学者 ”ヒュパティア” を回想する

2018/11/26  

映画「アレクサンドリア」 レイチェル・ワイズ主演の2009年の映画「アレクサンドリア」は以前動画視聴サービスで観て、あまり面白くなかったのを記憶している。その時は彼女演じる”ヒュパティア”なる女性のこ ...

【プトレマイオス地理学】「プトレマイオス世界図」〜古代地図に秘められた冒険とロマン

2018/11/21  

アレクサンドリアの天文学者として最高の権威である、クラウディオス・プトレマイオスの「地理学」とその周辺について紹介する。 アレクサンドリア 筆者は天文学に発狂してしまったから、単なる言葉の遊びにすぎな ...

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