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マンディアルグ小評論【海の百合】紹介・解説・感想〜イタリアのヴァカンスで出会った美しい花

「海の百合」引き続き澁澤龍彦訳『ボマルツォの怪物』収録のエッセイについて書く。「海の百合」は7〜8ページしかないマンディアルグの小評論で、詩人がサルデーニャ島の人気のない砂浜で出会った珍しい花、学名パンクラス、別称「海の百合」について思いを...
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マンディアルグの【黒いエロス】〜見直されなければならないエロティシズムの定義

マンディアルグの短編評論フランスの詩人・作家アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの短編評論「黒いエロス」は、1958年刊『月時計』に収録されている。邦訳で身近なのは澁澤龍彦の『ボマルツォの怪物』(河出文庫)で読むことができる。河出文庫版で...