「 年別アーカイブ:2018年 」 一覧
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【哲学原理】から読めるデカルト哲学・方法・思考について
2018/03/21
前の「哲学原理」の記事がよくわからない内容だったので、今回は言葉を少し多くしたい。その内容はこの本を読んで導かれた真理のことを書いたのだった; ”真理”というと何かとても深遠なもの、難しいもの、一般人 ...
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おすすめ【クレジットカード】紹介〜「楽天カード」「Yahoo!JAPANカード」etc
2018/03/20
クレジット 日本はいまだ現金主義が根強く、クレジットというものに対する得体の知れない恐怖というか、いけないことみたいな迷信があるようだ。 筆者もまたなるべくその場その場は現金を使うようにしている。若い ...
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ルネ・デカルト【哲学原理】から導かれる自明な真理について
2018/03/19
これは17世紀の本。作者はフランスのルネ・デカルト。原文は当時の書物が一般的にそうだったラテン語。 地球 地球は自転していると、学校で習った。また1年つまり365日かけて太陽の周りを一周することをも。 ...
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マルグリット・ユルスナール【三島あるいは空虚のヴィジョン】澁澤龍彦訳〜紹介&レビュー
2018/03/18
今回はユルスナールの三島由紀夫論である「三島あるいは空虚のヴィジョン」"Mishima ou la vision du vide"についてである。 世界の三島 三島文学にハマるのは日本人のみならず、 ...
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澁澤龍彦【三島由紀夫おぼえがき】中公文庫版〜レビュー
2018/03/06
三島由紀夫の「豊饒の海」をボロクソにけなしたからか、氏の怨念で左肩がメチャクチャ痛い。首ももげそうで頭痛がする程である。だが氏が切られたのは右肩だったはずだ。 ◯「豊饒の海」劇速レビューはこちら→三島 ...
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ダンテ【神曲】まとめ(20)〜「煉獄篇」第22歌・第23歌・第24歌
2018/03/05
第22歌〜皇帝ドミティアヌス 煉獄第五圏で出会った古代ローマ詩人スタティウスは魂を浄化され、ダンテとヴェルギリウスの一行に同行する。スタティウスとヴェルギリウスという二人の高尚な先達の会話を、ダンテは ...
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【ヘルメス・トリスメギストス】まとめ〜「全」「1」「言葉」について
2018/03/04
言葉 言葉とはバイブル的な意味では世界を創造したもの、魂を生かす糧、神の子を指す。地上的な意味では人間の口から発せられる騒音、鼓膜に到達する空気の振動である。 言葉は音としてのみならず、紙などに書かれ ...
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ダンテ【神曲】まとめ(19)〜「煉獄篇」第19歌・第20歌・第21歌
2018/03/04
第19歌〜セイレーン 「怠惰」の煉獄第四圏でダンテは夢を見る。セイレーンという古代の魔女が出てくる。セイレーンは海の怪物で上半身が女の姿、下半身が魚である。その魅惑する歌声で船乗りらを惑わし、難破させ ...
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三島由紀夫【豊饒の海】まとめ(1)〜「春の雪」「奔馬」レビュー・解説・感想
2018/02/28
およそ1965年から1970年死の当日までにかけて製作された大長編小説「豊饒の海」は全4巻から成っている。三島由紀夫自身がこの作品について色々解説しているが、想定があまりにも壮大である上かなり主観的。 ...
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ダンテ【神曲】まとめ(18)〜「煉獄篇」第16歌・第17歌・第18歌
2018/02/26
第16歌〜怒り 煉獄第三圏で浄化を受けているのは「怒りの罪」だった。 詩の内容によると地獄の闇よりも濃い暗黒がダンテとヴェルギリウスを襲った。師匠に手を引かれながら盲人のようにダンテは進んだ。 濃い煙 ...