詩 ダンテ【神曲】まとめ(26)〜「天国篇」第7歌・第8歌・第9歌 第7歌〜ホサナ水星に住む魂たちはホサナの讃歌を歌いながら万軍の主を讃え、向きを変えると一斉に飛び立っていった。それは地上に例えればさながら小鳥の群が飛び立つようでもあろうか?ホサナとはヘブライ語で「救いたまえ」の意味。魂らは二重の輝きに包ま... 2018.05.08 詩
詩 ダンテ【神曲】まとめ(25)〜「天国篇」第4歌・第5歌・第6歌 ダンテ『神曲』まとめ「天国篇」シリーズ2回目。天国界におけるベアトリーチェとの問答は主にキリスト教の教義に関するのが多いが、それらについては退屈だろうからあまり触れない。登場する魂たちの姿、各天国の天界の描写もほぼ光のみである。光、光、光。... 2018.05.08 詩
詩 ダンテ【神曲】まとめ(24)〜「天国篇」第1歌・第2歌・第3歌 神の正義により呪われた者共が落ちる地獄、罪を浄めるために慈悲をかけられた魂が苦しむ煉獄を経て、ダンテは完全で純粋な人々の住む天国界へと進む。彼を導くのは若くしてこの世を去り至高天から使わされた愛する女性・絶世の美女ベアトリーチェである。彼女... 2018.05.08 詩
小説 ジョルジュ・バタイユ【眼球譚】〜狂気のエロティシズム小説を紹介 バタイユのファースト小説である「眼球譚」という作品についての、全然学者っぽくないレビューである。バタイユの本は学者先生たち(論文を書いて給料をもらっている人種)が好んで取り上げる難解さに満ちているため、それら専門的な解説書は我々一般人にとっ... 2018.05.07 小説
まとめ記事 ダンテ【神曲】「煉獄篇」〜まとめのまとめ〜 ダンテ『神曲』の「煉獄篇」まとめシリーズの便利なリンク集です :-D ダンテ【神曲】まとめ(13)〜「煉獄篇」第1歌・第2歌・第3歌ダンテ【神曲】まとめ(14)〜「煉獄篇」第4歌・第5歌・第6歌ダンテ【神曲】まとめ(15)〜「煉獄篇」第7歌... 2018.05.06 まとめ記事
詩 ダンテ【神曲】まとめ(23)〜「煉獄篇」第31歌・第32歌・第33歌 ついに険しい煉獄山頂上の地上楽園に到達したダンテ。だが彼の崇拝する永遠の女人・ベアトリーチェの呵責なき糾弾で、雷鳴のような涙を流す。「煉獄篇」の最終回。第31歌〜悔恨の涙天の使命を帯びて地獄の入り口で彷徨うダンテへウェルギリウスという助け船... 2018.05.06 詩
詩 ダンテ【神曲】まとめ(22)〜「煉獄篇」第28歌・第29歌・第30歌 第28歌〜二つの河ダンテが煉獄の山頂上の楽園を徘徊していると、一人の美しい婦人マチルダが花を摘みつつやって来た。彼女がこの場所の地理を優しく説明してくれた。ここには二つの河が渾々と流れている。一つはこれまでの罪を忘却させる効用を持ったレテ、... 2018.05.05 詩
詩 ジョルジュ・バタイユ【有罪者】無神学大全2〜感想・レビュー・紹介 ジョルジュ・バタイユの「有罪者」という本を読んだので感想を述べる。手記形体これは本によると第2次世界大戦が勃発した直後に書き始められ、戦争中の心境を綴ったノートの形のような内容となっていた。少なくとも一読者としてはそのように感じた。つまり脈... 2018.05.05 詩
詩 ダンテ【神曲】まとめ(21)〜「煉獄篇」第25歌・第26歌・第27歌 ダンテの「神曲」まとめシリーズ再開 ;-) この回は第27歌しか見所はない。なので25歌、26歌は飛ばしてもらっても構わない。第25歌〜第七圏「好色」ダンテとウェルギリウス、そして道連れのスタティウスらは煉獄頂上を目指して登る。最後の第七の... 2018.05.04 詩
哲学 アウグスティヌス【告白】上巻(岩波文庫)レビュー〜聖人の赤裸々な罪の告白 概要アウグスティヌスは紀元4〜5世紀頃の古代キリスト教父の一人で聖人。哲学者・神学者でもある。「告白」(上)はアウグスティヌスがこの世に生まれて迷妄にさまよってから回心し、故郷の北アフリカに帰る直前に母を失うまでが書かれている。派手な文体に... 2018.05.04 哲学