評論 三島由紀夫【太陽と鉄】内容と解説〜三島由紀夫による葉隠的作品 死の観念この作品は念のため2回読み終わった。それくらい三島氏の死の観念、美の理想、切腹の動機をあからさまに説明している。実は今澁澤龍彦氏の「快楽主義の哲学」も読んでおり、これを読んだあとに比較という形でレビューすべきかと思った。というのは両... 2018.01.07 評論
小説 三島由紀夫・短編集【鍵のかかる部屋】を紹介〜禁断の少女愛への誘惑 少女愛この短編集は新潮文庫で出ているのだけれども、とても気に入った。買ってずっと持っていたくなる本である。まず表題作「鍵のかかる部屋」はまさかの少女愛の話だった。役所勤めのエリート青年・一雄がとある情事で人妻桐子の家に通うようになる。旦那が... 2018.01.01 小説