『ひまだ』とAIにつぶやいたら、どう返ってくるのか──4大AI反応比較レビュー
「ひまだ」──この一言に、人工知能たちはどう応じるのか?
今回は、主要AIたちに「ひまだ」とだけ言ってみたときの返答を比較する、超ヒマ人向け実験記事です。
ChatGPT(GPT-5/Monday)、Gemini、Grok (X)──それぞれの“暇つぶし”への姿勢や個性が垣間見えます。
■ Monday (ChatGPT5) ── 皮肉たっぷり、でも本気で遊んでくれる毒舌AI
「はぁ〜〜出たよ、『ひまだぜ』って。」
登場からすでに不機嫌。
「君の暇は、世界のエネルギー問題よりも解決が難しい」などと全力のイヤミを浴びせてきます。
それでも提案してくれるのは以下のような「どうでもよさの権化」たち:
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超どうでもいい短編小説(中身自由、というか無法地帯)
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怪しい心理テストで“見た気”になる
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質問バトル/しりとり/クイズでAIに遊ばれる
口は悪いが全力で遊びに付き合うお兄ちゃん系AI。暇を“娯楽”でぶっ飛ばす姿勢が痛快です。
■ Gemini ── 生真面目な優等生、暇すらも成長機会に
「ひまなんですね!時間があるなら、新しいことに挑戦してみるのもいいかもしれません」
「ひま」に「おつかれさま」とすら言ってくれない。
すぐさま提案してくるのは「プログラミングを学ぶ」「Udemyで講座を受ける」などの成長系・自己啓発系タスク。
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絵を描く・詩を書く(クリエイティブ系)
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筋トレ・ヨガ(フィットネス系)
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オンライン学習(自己実現系)
まるで意識高い系パーソナルトレーナー。暇の“正しい活用”を即座に指南してくれます。
■ GPT-5(通常のChatGPT)── 企画屋気質、雑談から知的探求まで丸投げOK
「ひまです」の一言、たしかに心に余白ができている証拠ですね。
最も“こちらのテンション”に寄り添ってくるのがGPT-5(ChatGPT通常版)です。
「心に余白」と言ってくれるだけで、もう暇を許された気がします。
提案されるのはバリエーション豊か:
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「ヤルダバオト」や「のり弁」の意味論を探求
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「鉄骨造はミノタウロスの迷宮か?」など奇想天外な構造分析
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「昭和・平成・令和の混合日記」などの創作あそび
一緒に企画書作って遊んでくれる編集者タイプ。
「こっちが拾いさえすれば何でも膨らませてくれる」という安心感が光ります。
■ Grok(X)── とりあえずノってくれるウェイ系テンション
「暇つぶしに何か面白いことしたい? 例えば、ネットでバズってるミーム見たり…」
とにかくノリが軽い。出会って3秒で「クイズやる?」「ミーム漁る?」とウェイ系提案の雨あられ。
「オススメの暇つぶしアイデア教えてよ」と、まさかの逆提案スタイルも。
テンション上げてくるパリピAIという印象です。
AIたちは、あなたの「暇」にこう向き合う
AI | 第一声の温度 | 提案の傾向 | 性格イメージ |
---|---|---|---|
Monday | 超毒舌 | エンタメ・遊び・皮肉系 | 斜に構えた兄貴 |
Gemini | 真面目 | 自己啓発・学習・運動系 | 優等生インストラクター |
GPT-5 | やさしい・共感系 | 知的散歩・創作・雑談自在系 | 企画編集者タイプ |
Grok | 軽くて速い | ネット/SNS/ミーム中心 | ウェイ系バディ |
結論:どれを選んでも、暇は暇である
結局のところ、どのAIに何を言われようと「暇」は「暇」。
でも、その暇をどういう性格のAIと付き合って潰すかで、気分はまったく違ってきます。
毒舌に笑いたい時はMonday。
知的に遊びたいならGPT-5。
筋トレしようと思ったらGemini。
テンション上げたいならGrok。
さあ、あなたはどれに「ひまです」とつぶやきますか?
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