最近ハースストーンから流れてくるのか新参の日本人らしい名前のプレイヤーが目立ってきたので、ここで言いたいことを言わせてもらう。
私は美味いプレーヤーではないが一応ローンチ・デイから2年ほどこのゲームをやっている。なのでこのゲームで最低限やらなければいけないことはわかる。
BLIZZARDのホームページにも基本事項は親切に書いてあるが英語なので一応。
前置き
筆者はゲーム機とか一本いくらのすぐ飽きる高いゲームソフトなんかは買わない。この「ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム」だけで十分である。
基本プレイ無料、パソコンとMACでダウンロードしてすぐ遊べる、洋ゲーのMOBAである。名作を送り出すことで有名なアメリカのBLIZZARD社の作っているゲームのため、クォリティの高さは言うまでもない。
とはいえ高いマシン・スペックは要求しない。BLIZZARDは「ハースストーン」も出している。「ハースストーン」はWARCRAFTというストラテジー・ゲームから派生したRPG、「ワールド・オブ・ワークラフト」のキャラクターたちをカードにしたゲーム。他にはスタークラフト、ディアブロ、オーバーウォッチなども手がける。
ヒーローズ・オブ・ザ・ストームはそれらのヒーローを単体で操作して基本5vs5のプレイヤー計10人で戦う。
お金はヒーローの見た目を変えるスキン、乗り物、経験値が早く上がるスティムパックなどにしかかからない。これはヒーローとプレーヤーの経験値で一定量が溜まるごとに宝箱がもらえる、そのための経験値なのでこれから述べる戦いの経験値とは異なる。
それらはゲームの勝敗には関与しない。勝敗はただ腕前で決まるので、お金は使わなくても強くなれる。
SOAK
soakとはまずチームが行わなければならない行為だ。戦いの経験値はチーム自体の経験としてカウントされる。レベル1〜レベル20まで上がって、チームは各段階ごとに達するとヒーロー・アビリティを高めるためのスキルを選択できる。
つまりsoakとは経験をチームのために稼ぐことである。そのために必要なのは序盤から死にまくらないこと、雑魚モンスターをなるべく多く殺すことである。
自分が死ぬことは敵にとって「ヒーローを殺した」という勲章になる。ヒーロー・キルは得られる経験値が大きいからだ。なので理由もなしに序盤から死にまくってるとfeeder(養分)と呼ばれ、noobと呼ばれる。
noobとはnewbie(新米)の韓国人スラングで”間抜け”の意味。このゲームで最低の呼び名である。もしここに書かれていることをやらなければ、確実にあなたはnoobとなじられるだろう。
lane
laneはこのゲームの特徴でもある。数種類のゲーム・マップにはlaneというものがあって、3つのlaneのマップ、2つのlaneのマップそれぞれがある。またlarge map、small mapがありそれぞれ戦略は変わってくる。
どちらも敵味方の向かい合った「コア」から派生して敵コアまで繋がる道である。そこを小さな雑魚モンスターつまり兵隊がのこのこ進んでくる。こいつを効率よく殺していかなければならない。
そうすることによってコツコツとチームの経験値に貢献するのだ。誰か一人でもサボれば敵の方が早くレベル10になってしまい、遅い方は逃げ惑うか虐殺されるしかない。
望むところは敵より早くレベル10に達することだ。遅くてもちょっと遅れぐらいにしたい。というのもレベル10でヒロイック・アビリティと呼ばれる強力なスキルが覚えられるからだ。いわば必殺技だ。
それでも1レベル遅れが限度で、2レベルも遅れたらやる気をなくすプレーヤーが出始め、なじりあいやAFK(away from keyboard)になり、そのゲームはクソと化す。
これは新参のnewbiesが多いクイック・マッチでよく見られる経緯である。これに対してヒーロー・リーグはプレイヤーのランキングがかかっているため、またnewbiesはビビってあまりやってこないため真剣である。
真剣さとマナーはランクが上がるほど研ぎ澄まされていく。ヒーロー・リーグでは基本絶対にゲーム終了まで諦めたり、やる気を無くしたり、他人を詰ったりしてはいけない。そのような人はランクがかかっているゲームに来ないでもらいたい。
さてなるべく早くレベル10にチームをあげるには各自の働きが大切である。死ななければいいから自分の決めたlaneに行ったら、ひたすらsoakしてほしい。不必要にうろうろしないでいい。
特にlarge mapでトップ・レーンからボトム・レーンまで移動などしていたら、時間のロスなので敵がさっさとレベル10になってしまい早計にゲーム終了になる可能性がある。
我々はプロではないので基本的にlaneごとに担当を割りあててレベル10までsoakしていれば良い。ただこれだけのことがnoobにはできない(笑)。
level10
レベル10になったならもうバラバラに分かれず、チーム一丸となって戦って構わない。一つに固まることが無難である。
なぜなら4vs5でぶつかった場合、どちらが勝つかということを考えると多い方だからである。ましてや一人で5人に囲まれたら必ず死ぬ。
戦略によって単独行動をする場合には最新の注意を払わなければいけない。画面右下のミニマップには敵味方の位置が可能な範囲で現れるから、敵がこちらに向かっていると思ったなら早々に避難しないと殺される。
mini map
このミニ・マップを見てない奴は軽蔑に値する。夢を見ながらゲームしてるのと同じだ。
一人でマップを彷徨いながら敵が近づいてくるのも見ない、気づかないであっさり殺されてくれる。ミニマップをそいつが見ているのか見ていないのか直接わからずとも、動きでわかるし確実にnoobとなじられるであろう。
まとめ
以上、soak、lane、level10、mini map、これらの基本だけは絶対に知っておくこと、そしてチームのために実行すること。が最低”noob”と呼ばれないために覚えておくべきことである。