評論詐欺 芥川龍之介「切支丹物」を読む|信仰の違いと日本人の本音 【芥川龍之介】切支丹物・レビュー|日本の信仰と西洋の信仰が出会うときテキスト岩波文庫『奉教人の死・煙草と悪魔』を手に取り、芥川龍之介の“切支丹物”と呼ばれる短編13作を読んだ。個人的には芥川作品の中でも、王朝物のような平安時代の雅な短編に惹... 2020.11.09 評論詐欺
評論詐欺 鴨長明『方丈記』レビュー|3メートル四方に広がる無常と詩の世界 【鴨長明】『方丈記』レビュー・感想|高校時代の授業と思い合わせて教師との記憶鴨長明の随筆文学『方丈記』を読むのは、おそらく人生で三度目。だが今回は「三度目の正直」とでも言おうか、ようやくこの作品の本質に触れられた気がする。高校時代、私の通っ... 2020.11.08 評論詐欺
評論詐欺 【空へ】『INTO THIN AIR』原作レビュー|映画『エベレスト3D』と読む極限の真実 山と渓谷社の一冊山と渓谷社・山渓文庫より刊行されたジョン・クラカワー著『空へ』(原題:Into Thin Air)は、映画『エベレスト3D』の原作として知られる。映画の強烈な印象は、この一冊なくして成り立たなかったと言ってよい。同じ題材を扱... 2020.09.22 評論詐欺
評論詐欺 映画『パッション』レビュー|キリストの受難を描いたメル・ギブソンの衝撃作 【メル・ギブソン監督】『パッション』レビュー|キリストの受難に触れるとはどういうことか福音書をそのまま映画にしたような作品俳優メル・ギブソンが監督を務めた映画『パッション』(2004年公開)は、イエス・キリストの受難を徹底して描いた作品であ... 2020.08.20 評論詐欺
評論詐欺 モーリシャス重油流出事故と人類の退化|スマホ依存・地磁気異常・環境破壊をめぐる批評 【モーリシャス】「重油流出事故」ニュースに寄せて思うことなど冒頭メモ|エディタ不調につき乱筆ご容赦WordPress5.5にアップデートしたところ、ビジュアルエディタが正常に動作しません。管理人の責任です。2020年8月15日、〈お詫び〉W... 2020.08.15 評論詐欺
評論詐欺 映画レビュー|『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実』──パンデミック時代に蘇る言霊 まず最初に断っておく。本レビューを読む前に筆者がどの程度、三島由紀夫とその作品を読み込んできたか、その片鱗を下記リンクでご確認いただきたい。読むに値するか否かの判断材料になろう。【三島由紀夫レビューまとめ】代表作・思想・関連文献を網羅した総... 2020.07.08 評論詐欺
評論詐欺 アメリカ映画より現実がリアルな時代|COVID-19と感覚の真実についての哲学的考察 【COVID-19】人類を救うアメリカ映画のプロパガンダあるいは「感覚」についての論稿DEATH|映画よりも現実がスリリングな時代かつて私はアメリカ映画が好きで、よく観ていた。過去形なのは、もはや現実の方が映画よりはるかにスリリングだからだ... 2020.05.13 評論詐欺
評論詐欺 稲妻のように来る終末──COVID-19と黙示録的預言の照応 【稲妻】“人の子”が来る時の徴──COVID-19パンデミックと黙示の季節異常気象──行いの報いとしての寒冷2020年4月25日。東北の春は異様な寒さに包まれていた。宮城県では冬の間、雪かきは一度きり。3月には5月のような陽気が訪れたかと思... 2020.04.25 評論詐欺
評論詐欺 【預言とは何か】聖書から読み解く本物の預言と偽預言者の違い|『申命記』『エゼキエル書』より 【預言】について──「占い」との違いを聖書から考える■『申命記』における戒め本稿は、聖書における「預言」概念と現代の幻想的予測との違いを照射しながら、"偽りの未来"に対する神の態度を問う論考である。まず『申命記』(Deuteronomy)よ... 2020.04.24 評論詐欺
評論詐欺 【緊急事態宣言】コロナ対応に見る日本社会の構造と課題 【緊急事態宣言】に寄せて――新型コロナウイルス対応から見える日本という国日本人であるという自覚新型コロナウイルスの拡大と、それに対する政府の対応を目の当たりにして、私はふと自分が「日本国民」であるということを強く意識させられた。普段の私は他... 2020.04.10 評論詐欺