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【太陽フレア】『ヨハネ黙示録』”神の怒りの七つの杯”または”ユーフラテス河の4人の御使”について

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COVID-19

COVID-19が『ヨハネ黙示録』の蠍の尻尾を持つ蝗の軍隊である、とは前の記事で論じた。これは絶対に間違いない。

しかし筆者の頭には疑問が残り続けた。ならば6つ目の喇叭が鳴る時に解放される”ユーフラテス河の4人の御使”とは何か、またそれによって預言上の秘儀が成就するところの”神の怒りの七つの杯”とは何なのかということである。

PANDEMIC

COVID-19は文明のソフト面は見事に破壊分解したが、まだ人類が今まで築いてきたインフラとか建築物、設備については無傷で残っており、もしウィルスを完全に克服したなら再びこれらの物質の王国を用いてお祭りをやる気でいる。

まだ人類はその望みを捨てていない。仮に今出来なくとも辛抱することによって立ち直れる気でいる。だから今は録画された過去のお祭りを観ながら部屋でじっと耐えるのである。

equation

ここに簡単な方程式がある。y=ax。yを0としaを現代文明とするならば、xには何が入るのだろう。完全な消滅は決定済みである。しかし何がこの文明を破壊するのだろうか。

この鉄筋コンクリートや鉄の大都会を、何が消滅させることができるだろう?核兵器、核戦争、そう言うのは安易である。誰が好き好んで自滅を選ぶだろうか?そんなことが意図的に発生することは有り得ない。

またどんなに地上に核兵器があったって、全人類と全地上の文明を破壊するに足りるとは、筆者にはどうも思えないのだ。そこで思いついたのが「太陽フレア」だった。

EXODUS

イスラエルの全能の神、主が『出エジプト記』にあるような偉大な業と不思議を行う時、仮に”天から火が降ってくる”としてもそれは起こり得ぬことではない。現に今起こっているこのウィルスとて、誰も想像だにしなかった災いなのである。

だからといっていきなり原因もなく空から隕石がばんばん降ってくるとか、地球を取り巻く大気圏が消失するとか考えるのは唐突で、コロナウィルスと何ら自然の繋がりがない。COVID-19は次に人類に降りかかる災いの前に人々に与えられた悔悟の時間なのだ。

今この引きこもりの時において、一番万人に分かりやすい言葉で書かれ、一番全世界で普及している哲学書である「聖書」をよく読んで、心を少しでも真理へと向けて、祈るのだ。これが最後の機会だ。次の災いは”稲妻が閃くように来る”のだから。

ISS

「太陽フレア」が大気圏外の数千機の人工衛星と地上のありとあらゆる電子機器をEMP爆弾のように麻痺させ、核兵器が誤射されるかもしれない。「太陽」という天体は善き力を現実に地球に及ぼしているのであり、同時に何らかの悪い災害を及ぼす範囲内にある恒星だと考えられる。

太陽と地球とはまるで火の上の鍋である。バーナーで炙る焼豚である。その時国際宇宙ステーション(ISS)はじめ多くのスペースデブリ、運用中の人工衛星や終わったものも含めて、これら人工物の破壊された残骸が地上の我々の頭の上に降ってくるかもしれない。

これでこそ「主は不正をその者の頭上に返される」という聖書の言葉が成就するからである。また大災害の開始の発端となる原因が太陽であれば、人類はこの破壊を司るのが全能の神であると知るだろうから。

というわけで”第六の喇叭”の意味、”神の怒りの七つの杯”について、筆者個人は自己の知性および言論と深く自省したうえで「太陽フレア」と結論する。

追記:プラトン『国家』では太陽のことを”目に見える神”と呼び、またヨハネ黙示録の最後でも”太陽がその熱で人々を焼く力が与えられた”、とはっきり書いてある。

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