【ラーメン山岡家】初心者向けレビュー〜結局、味噌に帰る
以前の記事でも書いたが、宮城県北部において私のラーメン生活はもはや山岡家中心に回っている。今回はその“ハマるまでの道のり”を振り返る、初心者〜中級者向けレビューである。
🍜前回記事はこちら→【山岡家】との出会い〜家系・博多・二郎などの遍歴録
◆初訪問は味噌だった
最初に食べたのは味噌とんこつ。なぜ味噌を選んだかというと、当時バイト先にいた男が「山岡家といえば味噌だ」と豪語していたからである。
当時の私は、横浜の家系ラーメンを理想としており、普段は専ら醤油派だった。神奈川では「匠味屋」というお気に入りの店があった。昼から生ビールと豪華トッピングで気合いを入れ、また一週間を乗り切る──そんな店だった。
その匠味屋が閉店し、別のラーメン店が居抜きで入った。味噌・醤油・塩の三味が選べるとんこつ系だったが、どれも中途半端でがっかりした記憶がある。山岡家もその系譜か?と思った私は、初回こそ正直「まぁ普通だな」と感じて店を後にした。
◆だが気になる。2回目の訪問
「味噌が悪かったのかもしれない」──そう思い、2度目の来店では醤油とんこつを注文。このときに初めて“山岡家の沼”に片足を突っ込んだ。
山岡家にはお得なサービスセットがある。平日午後2時まで、ラーメン+ミニ丼でコスパ抜群。私はとんこつ醤油・中盛+ミニチャーシュー丼+味玉・海苔という鉄板の組み合わせに落ち着いた。
お好み設定:
・麺:かため
・油:少なめ(←重要)
・味:濃いめ(←ライスに合う)
山岡家のスープ表面はラード系の油膜。これは人によっては重たく感じるかもしれない。私もいまだに「油少なめ」でオーダーしている。
なお、通は「背脂変更」なる裏技を使うらしいが、これはメニューに明記されておらず、牛丼屋で「つゆだく」を頼むようなノリの技である。
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◆無料じゃないライスと調味料の工夫
山岡家のご飯は無料ではない(160円)。家系スタイルで食べたければ多少の出費は覚悟が必要だ。
テーブル調味料は、おろしニンニク、豆板醤、コショウのみとシンプル。しかしこの3種だけでも“擬似家系”としては充分戦える。ごまやきゅうりの漬物がないのは寂しいが、逆にそれを知っているからこそ工夫のしがいがあるというもの。
◆そして本当にハマった
気づけば、私は山岡家に通い詰めるようになっていた。 食後の満足感、そして明日も頑張ろうという力が湧いてくる。味だけでなく、サービス精神が素晴らしい。
・ラーメン1杯につきサービス券1枚→5枚で餃子無料!
・メルマガ登録で無料トッピングクーポン
・JAF会員提示で160円分のトッピング無料(※併用不可)
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◆やっぱり味噌が一番だった
久々に味噌に戻ってみたとき、「これだ!」という感動があった。山岡家の味噌とんこつは、ただの味噌ラーメンとは違う。強烈で、深い。白髪ネギトッピングをすれば、家系と東北味噌が出会ったような幸福がやってくる。
◆番外編:朝ラーメンにも挑戦
ある日、朝ラーメンなるものに挑んだ。これは塩とんこつ+細麺という構成で、500円という価格は非常にありがたい。替え玉(100円)もあり、提供も早い。少し博多っぽい。
ただし注意点がある。「味濃いめ」はやめたほうがいい。 塩気が強すぎてバランスが崩れる。
結局、朝でも中盛+ライスをガッツリいった方が満足度は高い。通の方々は朝ラーメンを自分流にアレンジするらしいので、気になる人は調べてみてほしい。
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