限定「奏的家系ラーメン」を【麺屋奏】で食ってきた|大崎市古川の二郎インスパイア店実食レポ
久しぶりにX(旧Twitter)を覗いたところ、麺屋奏さんが限定メニューを告知。その名も「奏的家系ラーメン」。写真には、大きな海苔3枚、うずらの卵3個、ほうれん草、そして炙りチャーシューが1枚乗った堂々たるビジュアル。筆者のテンションは爆上がり。
麺は太め、スープはとろっと濃厚。まさに正統派家系。立川で昼飯に通っていたあの家系店を思い出した。筆者にとって、家系ラーメンといえば「海苔巻きライス」と「ニンニク+豆板醤ライス」が基本。これはもう行くしかない。
開店前から行列
ということで、日曜の今日、仕事の英気を養うべく10分前に到着……したが、すでに店前は満車&行列。店外に40人近く、さらに店内にも待機客。今回の限定は3日間のみ、1日50〜60食と聞いて焦る。
並ぶ途中、「やっぱ帰ろうか」と一瞬思うも、すでに後戻りはできず。待つこと約1時間でようやく店内へ。店の回転が遅めなのは、案内制&団体客の多さゆえか。
ついに着席&注文
カウンター席に通され、「奏的家系ラーメン(800円)」とライス(100円)を注文。麺は300gで大盛り不可。ニンニク・生姜・辛味・ブラックペッパーを追加でお願いした。
待ちに待ったラーメンが登場。濃厚そうなスープに乗る海苔・うずら・ほうれん草・チャーシュー。見た目からして完璧だ。
「奏的家系ラーメン」300g・ニンニク・生姜・辛味
いざ実食
並び疲れと若者たちのマシンガントークにやや気圧されつつも、ひと口啜って疲れは吹っ飛んだ。家系ラーメンを求めて山岡家に妥協していた筆者の心をがっちり掴む味。
スープと麺のバランスは良好だが、ライスに合わせるにはスープがやや足りない。うずらは味薄め、ほうれん草も控えめ。白飯との相性を考えると「アブラ飯(200円)」の方が正解かもしれない。
ニンニクは二郎系仕様、生姜も刺激的。家系と二郎の中間のような個性があって面白い。炙りチャーシューは文句なしの旨さ。筆者的には「家系ラーメンはライスあってこそ」理論に基づき、飯が進む工夫がもう少し欲しかった。
総評:待つ価値はある
1時間並んで食った甲斐はあった。とはいえ、ラーメン単体として1時間待つ価値があるかと言えば、正直微妙。ただし、「限定」「今しか食えない」という付加価値を含めれば納得。
若い客が中心で、熱気と活気に溢れていた。個人的には、さっさと食ってサッと席を立つのが混雑時の美徳だと思う。ともあれ、期待通りの一杯。満足です。
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