哲学 【プラトン】「クリトン」行動はいかにあるべきかということについて〜レビュー プラトンの著作「クリトン」は短い。ソクラテス最後の日々を綴るプラトン全集第1巻に収録されていて、「パイドン」で亡くなるソクラテスを仲間のクリトンたちで助けようと申し出る。言わば保釈金みたいのを看守につかませて逃がそうと言うのである。ソクラテ... 2017.05.31 哲学
文明 【イースター島】「モアイ像」が建ち並ぶ不思議な島 ラパ・ヌイ島南太平洋の海原に浮かぶ小さな三角形の島ラパ・ヌイ、別称イースター島。できるものなら行ってみたい場所の一つ。一度でいいからモアイを肉眼で見てみたい。長方形の頭、彫りの深い眼窩、飛び出た顎、どれも特徴的な石像の頭部が地面に埋まって眩... 2017.05.30 文明
文明 【ナスカの地上絵】まとめ〜古代人の大まじめな悪ふざけ 地上の巨大絵南米はペルーの世界遺産、「ナスカの地上絵」を知る人は多いと思う。荒野のような土地の表面の赤っぽい土を削り取っただけで描かれた巨大な地上の絵。昭和のアーケードゲーム、ゼビウスに出てくる砂漠の上のコンドル、あの絵である。アメリカの考... 2017.05.28 文明
哲学 【チベットの死者の書】ちくま学芸文庫版〜詳細考察 本の全体構成この書物「チベットの死者の書(バルドゥ・トェ・ドル)」は三巻から成る。 第一巻はチカエ・バルドゥとチョエニ・バルドゥ 第二巻はシパ・バルドゥ 第三巻は祈願の文書である。カタカナで書いても訳がわからないから簡単に解説する。簡単な用... 2017.05.27 哲学
映画 【スーサイド・スクワッド】低評価の超面白い映画!!を紹介 これはよくある一般レビューがクソだけど観たらメチャクチャ面白かったという手の映画だ。レビューは参考になるがあくまで面白いかどうか感じるのは自分てこと。ハーレー・クイン何より素晴らしいマーゴット・ロビー演じるハーレー・クインちゃん。この気違い... 2017.05.26 映画
映画 【マッド・マックス】1作目についてややマニアックに語る *註(2018年7月アマゾン・プライム動画にて配信中の「マッド・マックス1」の音声は、筆者が視聴したところではオーストラリア英語のオリジナルです)公開当時私はおっさんである。「マッド・マックス1」をリアルタイムで映画館で観たのがたしか8歳の... 2017.05.23 映画
哲学 【プラトン】「エウテュプロンー敬虔について」読後〜感想と要約 プラトン全集第1巻に収録岩波書店のプラトン全集の邦訳は、日本全国いたる所に設置された図書館の本棚を潤す貴重な養分である。全15巻をコンプリートするには難しく、中には絶版で希少な巻もあるので図書館では良く管理しないと盗難に会う可能性もある。今... 2017.05.22 哲学
哲学 【ヘルメス文書】ヘルメス・トリスメギストスの著作とされる謎の文書とは 経緯ヘルメス・トリスメギストスは同一であるローマ神話でのメルクリウス、ギリシャ神話のヘルメスとエジプトの神トートが合体した神である。ヘルメス・トート神とも呼ばれ、トート神は神々の書記官として知られる。両者が合体した背景としてマケドニアのアレ... 2017.05.21 哲学
日常 【ラーメン山岡家】初心者向けレビュー〜結局味噌に行き着いた 以前記事で宮城県北部では山岡家がお気に入りと書いた。今回は筆者の山岡家体験談とも言うべき話をしたい。🍜前の記事はこちら→【山岡家】との出会い〜家系・博多・二郎などの遍歴録初心者時代入店当初(といっても働いてたのではなくお客としてであるが)、... 2017.05.20 日常
詩 ウィリアム・ブレイク【天国と地獄の結婚」】「知覚の扉」プレート版画について 自ら印刷技術を発明「天国と地獄の結婚」は全部で27枚のプレートからなる銅版画で挿絵付きの詩というか詩の刻まれた絵というか、ブレイク独特の芸術手法によって印刷された作品である。ブレイクの詩は預言の書とも呼ばれるように、整然と並ぶ英単語が地平線... 2017.05.19 詩