哲学的偏見 【仏教の誤解と真実】原始仏典から読み解くブッダの教え〜『サンユッタ・ニカーヤ』より 【buddhism】仏教の生んだ誤解と原初の主要な教義についての論考〜『サンユッタ・ニカーヤ』より(1)*本記事は中村元氏の訳本・岩波文庫『ブッダ・神々との対話』(サンユッタ・ニカーヤⅠ)に依拠しています。仏教と葬式――広まった誤解日本の片... 2019.04.14 哲学的偏見
哲学的偏見 『方法序説』第一原理の深層解釈──我思う、ゆえに我あり・思惟・曼荼羅の象徴世界 【方法序説】第一原理「我思う、ゆえに我あり」の深層解釈──胎児・モグラ・曼荼羅という象徴の連関胎児という比喩──「思惟の種子」は高次の身体を形づくるかデカルト先生は『方法序説』を学者向けのラテン語だけでなく、当時の一般庶民でも難なく読めるよ... 2019.01.29 哲学的偏見
哲学的偏見 全能性について〜ニルヴァーナ状態の実現のために 【全能性】について〜ニルヴァーナ状態の実現のために旧約聖書「全能」という言葉が最も多く登場するのは旧約聖書です。ヘブライ人が拝した神は「全能者」と呼ばれ、その全能性によって恐れられ、崇められました。「創世記」では、神が世界を創造する様が描か... 2019.01.28 哲学的偏見
哲学的偏見 天頂とは何か?観測者の真上にある宇宙の一点を哲学と天文学から考察 「天頂」とは何か──天文学と哲学が交差する一点についての考察知識の原点:第一原因を求めて「知識とは何か?」かつてソクラテスはその問いを発し、誰一人それに答えられず、ついには「私は何も知らない」と自ら語った。筆者もまた今、同じ問いに迷い込みそ... 2018.11.27 哲学的偏見
哲学的偏見 映画『アレクサンドリア』レビュー|レイチェル・ワイズが演じるヒュパティアと古代哲学 映画『アレクサンドリア』レビュー|レイチェル・ワイズ演じる美しき女哲学者ヒュパティア先日、古代アレクサンドリアの女性学者ヒュパティアについて記事を書いたばかりだが、無性に映画も観たくなり、『アレクサンドリア(原題:Agora)』を改めて視聴... 2018.11.27 哲学的偏見
哲学的偏見 ヒュパティアとアレクサンドリア図書館の崩壊|古代知識の終焉と哲学の運命 古代アレクサンドリアの悲劇の女学者ヒュパティアを回想する|知識と信仰のはざまで映画『アレクサンドリア』とヒュパティアとの出会い2009年公開の映画『アレクサンドリア(原題:Agora)』を最初に観たとき、正直あまり面白く感じなかった。主演の... 2018.11.26 哲学的偏見
哲学的偏見 プラトン『ゴルギアス』あらすじと考察|哲学者ソクラテス、弁論術と俗世間に立ち向かう 【プラトン】「ゴルギアス」弁論術について〜罵倒される哲学者この対話篇は少し長いけれども読みやすい;しかし倫理的・道徳的内容のために、現代の若い読者にはやや退屈な思いをさせるかもしれない。だが読み終えれば有益なこと請け合いの名著でもあり、休憩... 2018.09.11 哲学的偏見
哲学的偏見 【アリストテレス】地震と天界の関係とは?『気象論』に見る古代哲学と予知思想 地震はなぜ起こるのか?|アリストテレス『気象論』と古代の予知思想を読む“古代ギリシア最高の知性”とも称されるアリストテレス。その著作『気象論』では、雷や風、雨だけでなく「地震」までもが扱われています。本記事では、この古代の哲学者が地震をどう... 2018.09.10 哲学的偏見
哲学的偏見 プラトン『国家』レビュー|死後の世界と輪廻転生──エルの物語(前編) プラトン『国家』レビュー|死後の世界と魂の輪廻──圧巻「エルの物語」(1)※本記事は、岩波書店版『プラトン全集』(藤沢令夫訳・解説)を主たる参照資料としています。ピュタゴラスとオルフェウスの影『国家』第10巻の最終部に現れる「エルの物語」は... 2018.08.29 哲学的偏見
哲学的偏見 プラトン『国家』レビュー|魂の選択と運命の糸──エルの物語(後編) プラトン『国家』レビュー|魂の選択と運命の完成──エルの物語(後編)※本記事は岩波書店版『プラトン全集』(藤沢令夫訳・解説)に大きく依拠しています。◯前編はこちら→【プラトン】対話編「国家」死後の世界について〜圧巻 ”エルの物語”(1)運命... 2018.08.29 哲学的偏見