2019

小説の闘牛場

 『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ再読|マンディアルグ幻想文学との接点

『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ再読|海底の幻想とマンディアルグ作品の深層にひそむ影ポムレー路地とナントの記憶ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』というタイトルは、誰しも一度は耳にしたことがあるだろう。SFにさほど関心のなかった私でさえ、映画...
思考の化石

憧れと偶像崇拝|コスプレ・スマホ・スターへの狂信が暴く現代の神話構造

【憧れ】目に見える神々への崇拝、あるいは激しい欲情はじめに|このブログの立場表明こんにちは、読者諸君。当ブログは小銭稼ぎの目的で始まったが、その役目は果たされた。今では、好きなことを気ままに書く場所と化している。「言葉」を金に換えようとは思...
思考の化石

眠りと夢の寓話|目覚めなければならない理由と映画に見る“永遠の睡眠”の幻想

【眠り】についての寓話〜永遠に続く夢眠りたいという気持ち映画やテレビ番組を「夢」としてみよう。人々はそれらをずっと見ていたい、あるいは見続けられると思っている。だが、いつか誰かがこう言う。「起きろ、仕事の時間だ」と。それはまさに眠りの構造に...
ラーメン豚の鳴き声

【山岡家】豚バラ生姜醤油ラーメン実食レビュー|濃厚ガッツリ旨辛限定メニュー!

【山岡家】期間限定「豚バラ生姜醤油らーめん」を食べてみた🍜前回の記事はこちら→【山岡家】期間限定「豚バラもやしラーメン」を食べてみた・旨辛シリーズ第2弾!!今回いただいたのは、山岡家の期間限定メニュー「豚バラ生姜醤油らーめん」。厚切りで炙ら...
星を見てたころ

【中秋の名月2019】満月じゃない理由と風流の楽しみ方|秋の夜空と七夕の星々も紹介

星と月がつなぐ風流な夜仙台の夏から秋の夜空暑い夏も終盤になるころ、宮城・仙台の夜空に変化が現れます。北緯約38度の仙台では、夏の間は湿った空気で雲の多い日が続きましたが、9月に入るとようやく空が澄んできます。夜半過ぎには南東の空に木星が明る...
哲学的偏見

【ナグ・ハマディ文書】洋書レビュー(5)〜暗闇とスピリット、そして驚き(Astonishment)

日本で『ナグ・ハマディ文書』の完訳を読むには5万円ほどかかる。しかし英語版の洋書では約3000円でコンプリート本が販売されている。The Nag Hammadi Scriptures: An Enlightening Compilation...
哲学的偏見

【ナグ・ハマディ文書】洋書レビュー(4)〜「無知」と「覚知」について

日本で『ナグ・ハマディ文書』の完訳を読むには5万円ほどかかる。しかし英語版の洋書では約3000円でコンプリート本が販売されている。The Nag Hammadi Scriptures: An Enlightening Compilation...
哲学的偏見

【ナグ・ハマディ文書】洋書レビュー(3)〜”アルコン・この世の支配者”について

日本で『ナグ・ハマディ文書』の完訳を読むには5万円ほどかかる。しかし英語版の洋書では約3000円でコンプリート本が販売されている。The Nag Hammadi Scriptures: An Enlightening Compilation...
哲学的偏見

【ナグ・ハマディ文書】洋書レビュー(2)〜”グノーシス・知識”について

日本で『ナグ・ハマディ文書』の完訳を読むには5万円ほどかかる。しかし英約版の洋書では約3000円でコンプリート版が販売されている。The Nag Hammadi Scriptures: An Enlightening Compilation...
哲学的偏見

【ナグ・ハマディ文書】洋書レビュー〜全体的な感想と紹介(1)

日本で『ナグ・ハマディ文書』の完訳を読むには5万円ほどかかる。しかし英約版の洋書では約3000円でコンプリート版が販売されている。The Nag Hammadi Scriptures: An Enlightening Compilation...