日常

【山岡家】「旨辛スタミナらーめん」を食べてみた ②

昨年も美味しかった山岡家期間限定「旨辛スタミナらーめん」を、しかもダイエット中でも食べるレビュー!!●去年の→「山岡家」期間限定【旨辛スタミナらーめん】を食べてみた「山岡家」期間限定【旨辛スタミナつけめん】を食べてみた旨辛スタミナ今年も食っ...
哲学

【プラトン】「ティマイオス」再読・感想〜プラトン全集(岩波書店)より

この地上で最も魅力ある書物「ティマイオス」。古来様々な名著で引用され多くの偉大な学者・智者に強い影響を与えた。この本は呪文の一種である;読むと強烈なインパクトが魂に刻印される。それはおそらくプラトンがエジプトを訪れており、その地の魔術的象形...
哲学

【アリストテレス】「自然学」紹介〜”動くものはすべて動かすものによって動かされる”

場所と時間”動くものはすべて動かすものによって動かされる”という極単純な理屈;そして”動かされるものはすべて場所および時間の中で動かされる”という自明の真理。”運動”すなわち生成・消滅・増大・減少・移動に分けられる変化。そして運動には常に”...
哲学

【ブッダ 悪魔との対話】「サンユッタニカーヤⅡ」〜ふたつのエピソード

これは前回記事からの続きである:岩波文庫「ブッダ 悪魔との対話」第1集第4篇第3章(五つの経)に、他のブッダの本には滅多にない興味深いエピソードがふたつあるので紹介しよう。●関連(前回記事)→【サンユッタ・ニカーヤⅡ】「ブッダ 悪魔との対話...
エッセー

【ユリイカ】マンディアルグ特集号(1992年9月)古書レビュー

雑誌”ユリイカ”現在も刊行され続けている雑誌”ユリイカ”はネットなどのなかった90年代初頭のイメージだと、やや前衛風を気取ったレベルの高い文芸誌といった感覚だった(今はどうなのか知らない)。当時詩人を目指していた私は”詩芸術”なる月刊誌によ...
哲学

【ルネ・デカルト】「気象学」紹介と感想〜デカルト著作集1(白水社)

デカルトの『方法序説』に付いている3つの論文のうちの一つ「気象学」の紹介と感想。●参考→【ルネ・デカルト】「屈折光学」紹介および感想〜デカルト著作集1(白水社)特徴「気象学」についてはあまり込み入って紹介するつもりはないがまずは特徴から;1...
天文学

【エジプトの死者の書】E.A.Wallis Budge”アニのパピルス”〜太陽神ラー讃歌に寄せて

「エジプトの死者の書」この名で呼ばれる専門書を出版しているのはE.A.ウォリス・バッジで、中でも保存状態が素晴らしい”アニのパピルス”のテキストは有名。氏はエジプトの神聖な象形文字”ヒエログリフ”を翻訳し、本には大部な解説と研究成果、ヒエロ...
音楽

【EXTREME NOISE TERROR】「エクストリーム・ノイズ・テラー」〜令和元年に聴きたいグラインド・コアバンド

前は”おすすめ洋楽選集”みたいな記事を月一回あげたりしていた;しかしこの手のはItunes Affiliateでリンクを貼るのだが、すごく面倒臭い。成果もゼロでアクセスもほぼ皆無といった有様。しかも自分で書いていて面白くもない、ときた。 t...
哲学

【サンユッタ・ニカーヤⅡ】「ブッダ 悪魔との対話」中村元訳・岩波文庫〜紹介と感想

内容岩波書店から出ている「ブッダ 悪魔との対話」は同じく岩波の「ブッダ 神々との対話」の続編。後者については前にレビューしたが、為になる尊師の教えが簡潔にまとめられている点が貴重な本。これに対して前者はどのような内容かというと;実は題名の先...
小説

【マルキ・ド・サド】「美徳の不幸」澁澤龍彦訳・新サド選集4より〜感想と紹介

新サド選集マルキ・ド・サドの澁澤龍彦訳「美徳の不幸」は人気で数多く出版されている。ここにあるのは桃源社から出た昭和40年11月20日初刷”新サド選集4”定価450円である。「サド公爵夫人」で知られる三島由紀夫が死ぬ5年前の本だが、氏も喜んで...