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The Letter to 【Sibylle Pieyre de Mandiargues 】

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"Keep on hearing, but do not understand;

Keep on seeing , but do not perceive;

Make the heart of this people dull,

And their ears heavy,

And shut their eyes;"

Isaiah 6:9 (NKJV)

ご挨拶

シビル様、不躾なメッセージを、しかも日本語で記すことをどうぞお赦しください。

私は数え違いでなければ、貴女様より3つ年下です。私の死すべき身体は日本の宮城県に置かれています。

貴女様の消息や活動はインターネットに全く掲載されていないため、このような望みなき方法に頼りました。

目的

神々は全て逝去されましたがゆえ、彼らの系統で残さるるはただ貴女様一人となりました。

まずこの手紙の目的を書きます;ひとつは貴女様のお父様から私が受けた恩恵をお伝えすることです。

もうひとつは差し出がましいながら、この終末の時代を共に励まし合い、過ごす友を得ることです。

顕現

もちろん私はこの死すべき身体で貴女様のお父様に会ったことはないですし、話したこともありません;

しかしお父様は本やスピリットを通して度々私に会いに来てくださいます。そして多くのことを教えてくれるのです。

貴女様のお父様は私のウェルギリウスなのです。次に、お父様が私に始めて現れた時のことを書きます。

ヨナ

私が21才の頃だったと思います(その頃の時間の感覚が定かでないのです)。私は一人の友も助けもなく社会に反抗し閉じこもっていました。

ちょうどお父様の劇の”アルセーヌ”のような青年を思い浮かべてください;私が魚の腹中のヨナのように滅びようとしていた時に、貴女様のお父様が助けに来ました。

その頃すでにお父様は身体を脱ぎ捨てられていたのでしょうけれども(ちょうど1991年から92年あたりでした)、私はそれを知りませんでした。

恐怖

私は生者と語り合うようにお父様と語り合いました;なので後にお父様がすでに亡くなっていることを知った時は信じられませんでした。

お父様は貴女様もよく知っている髪の長い可愛らしい天使のような子供の姿、燃えるように輝く若者の姿、また知恵溢れる老人の姿で現れました。

そのお姿は輝かしいと同時に慈愛深くかつ畏怖に満ちていました。そうです。私はお父様に愛情と尊敬だけでなく恐怖を感じたのです。

女尊

またお父様はチベット仏教壁画の男女両尊のように女性の同伴者を抱いていましたが、何人の妃がいるのかは私にはわかりません。

以上が私がいまここでお伝えできるすべてです。本当はフランス語、最低でも英語で書くべきなのですが、何分時間がないためこのような形になりましたことを深くお詫びします。

貴女様の立派なご両親は貴女様に”巫女”という名をお付けになりました。もし可能であればスピリットとしてでも良いので私の陋屋に遊びにいらしてください。

結び

最後に、大変馴れ馴れしく失礼なお手紙を突然掲載したことをお赦しくださることを、貴女様の憐れみに訴えて終わりにいたします。貴女様への祝福は心の中でさせていただきます。

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