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【三島由紀夫と現代】北朝鮮ミサイル・ニュース報道・思考停止を撃つエッセイ

北朝鮮ミサイルと“虚構”の現実北朝鮮による弾道ミサイル発射の脅威が、いまだ現実のものとして続いている。どうしてそれを知っているのかといえば、テレビのニュースやネット情報で連日流れてくるからだ。仮にこの3次元世界が“神の創造したヴァーチャル・...
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三島由紀夫はなぜ自決したのか?思想・武士道・切腹文化から読み解く最期の真意

三島由紀夫はなぜ自決したのか?──その理由を考察するこの記事の最初のバージョンは2017年7月31日に書いた。北朝鮮のミサイル発射や憲法改正のニュースが飛び交う中、何気なくYouTubeで三島由紀夫の自決演説の動画を観たのがきっかけだった。...
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禅とは何か?チベット密教・仏陀の教え・ヨーガ思想との比較と考察

禅とは何か──チベット密教・仏陀の教え・ヨーガ思想との比較から ヨーロッパで静かに燃える「禅」ブーム現代のヨーロッパ、テロや社会不安の只中で、じわじわと「禅(ZEN)」が静かなブームになっているという。パリの路地裏、洞窟のような隠れ家──そ...
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孔子と論語の面白さとは?高校時代とバブル期の記憶から考える儒教の教え

【孔子】Confuciusと論語──高校時代とバブル期の記憶とともに Confucius(コンフュシウス)とは何者か?孔子──英語ではConfucius(コンフュシウス)。紀元前の中国に生きた思想家であり、儒教の祖とされる人物。彼の教えと言...
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太宰治について語る|破滅と執筆を繰り返した作家の光と闇

【太宰治】について語ってみる|女たらし・酒飲み・甘ちゃん・薬中・腑抜け津島修治という人間太宰治――本名、津島修治。1909年、青森県五所川原市に生まれ、1948年、東京・三鷹を流れる玉川上水にて、愛人と共に入水自殺。享年38。相手の女性は相...
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マンディアルグ『海の百合』解説・感想|砂浜に咲く詩とヴァカンスの美学

【マンディアルグ】小評論「海の百合」解説と感想|イタリアの砂浜で出会った神秘の花「海の百合」とは本稿では、澁澤龍彦訳『ボマルツォの怪物』に収録されたマンディアルグの短い随筆「海の百合」について紹介する。7〜8ページの小文でありながら、その詩...
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マンディアルグ『黒いエロス』解説と感想|エロティシズムの闇を見つめる詩的批評

【マンディアルグ】短編評論「黒いエロス」解説と感想|エロティシズムの闇を見つめる短編評論「黒いエロス」とはフランスの詩人・作家アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグによる短編評論「黒いエロス」は、1958年刊の評論集『月時計』に収録されてい...