小説の闘牛場 【屍鬼二十五話】ソーマデーヴァ原典レビュー|死体が語る仏教的伝奇と謎解き説話 【屍鬼二十五話】ソーマデーヴァ作〜死体に取り憑いた悪霊が物語る伝奇集■ きっかけ:チベットからインドへ今から20年以上も前、川崎信定訳『チベット死者の書』(講談社学術文庫)を読み、その解説文にこう書かれていた──「アジア全域に流布された脱魂... 2019.08.21 小説の闘牛場
詩煩悩 【ギリシャ悲劇】エウリピデス『ヒッポリュトス』感想|パイドラーの恋と神々の裁き 岩波文庫・松平千秋訳「ヒッポリュトス」のレビュー・感想 ;-) あらすじギリシャ3大悲劇詩人エウリーピデースのこの作品には”パイドラーの恋”なる副題が付いている。プラトン「法律」(上)の註釈にこの悲劇の簡単な筋が載っていて一発で興味を持った... 2019.08.04 詩煩悩