【iMac移行】「支援ツール」で速攻クローン・マック出来!
Apple製品の素晴らしさは、機種変更時のスムーズなデータ移行にある。iPhoneでもMacでも、古いデバイスとそっくり同じ環境がすぐに再現できる点は特筆すべきだ。
今回は、筆者が8年間使用してきたiMac(2011 Midモデル)が故障し、新しいiMacへわずか1日で移行できた体験を、具体的に記録しておく。
壊れる前兆とバックアップの重要性
異変は突然訪れた。ある晩、気晴らしに『ゴーストバスターズ』(リブート版)を観ていたところ、画面がチラつき始めた。不安を覚え、外付けHDD(約350GB)に「Time Machine」で急ぎバックアップ。旧式ゆえ過去データを削除しないと新たな保存ができない仕様だったが、やっておいて本当に正解だった。
同時に、買い替えを決意。用途はブログと調べ物中心なので、最廉価の21.5インチモデル(約13万円)を注文。配送予定日は2日後の6月1日。
完全故障と即リカバリー
翌朝、電源を入れるも起動不能。案の定、寿命だったようだ。だがバックアップ済みのため焦る必要はない。バックアップの偉大さを実感した瞬間である。
旧iMacは無償リサイクルへ
Appleのサポートに問い合わせたところ、2006年以降のモデルであれば無償回収してもらえるとのこと(条件外モデルは約3,000円)。梱包材はなかったが、専用ダンボールを別途送付してもらえるサービスもある。これもスムーズだった。
新iMacの開封と初期設定
予定通り新iMacが到着。開封の儀を済ませ、初期設定へ。ここで真価を発揮するのが「移行アシスタント(支援ツール)」である。
Time Machineでバックアップを取った外付けHDDを接続し、指示に従って進めるだけ。かかった時間は1時間40分ほど。作業中に旧iMacのリサイクル梱包まで済ませる余裕もあった。
完了後は、驚くほど「前と全く同じ」iMacが再現されていた。Googleなど一部アカウントに再ログインする必要はあるが、手間は最小限。まるでクローンのような復元力である。
まとめ:Apple製品の真価は移行にある
長年使ってきたiMacに別れを告げるのは感慨深いが、新型へのスムーズな移行は実に爽快だった。Appleのエコシステムと支援ツールの完成度は見事と言うほかない。
今までありがとう、旧iMac。これからよろしく、新iMac。
コメント