哲麺 名取店レビュー|本格九州博多ラーメンを仙台近郊で味わう!

ラーメン豚の鳴き声

【哲麺レビュー】名取で本格九州博多ラーメンを食べてみた! 仙台近郊で博多ラーメンを探して

*画像は参考です。

哲麺(てつめん)は、宮城県名取市にあるラーメン屋。場所はスーパー銭湯「極楽湯」や「ダイソー」が並ぶ交差点を南に曲がり、東京インテリアとワークマンを越えた先にある。

以前、富谷市の国道4号線沿いの看板で見かけてから気になっていた。というのも、私はよく名取方面に用事があり、そのついでに極楽湯で時間を潰すからだ。

ググってみると、関東を中心に展開する九州博多ラーメン系のチェーンだという。横浜にいた頃、ツタヤの隣の店や職場近くのスーパー隣でよく博多ラーメンを食べていた身としては、久々の懐かしさがある。

仙台市街まで行かないと博多系ラーメンにありつけない中、名取で本格豚骨が味わえるなら願ったり叶ったり。しかも駐車場無料なのがありがたい。

実食レビュー:哲麺ラーメン

券売機を見ると、豚骨ベースのラーメンや替え玉、各種トッピング、ライスなどが揃っている。私は「哲麺ラーメン」にした。

「ノーマル豚骨」はスープ+麺だけのシンプル構成だったため、具が少しでも付いてくる哲麺ラーメンを選んだのだ。

その結果は正解だった。チャーシュー1枚、味玉半個、のり1枚、キクラゲ少々という控えめなトッピングだが、これがあるだけで見た目も食べごたえも大きく変わる。

スープは博多豚骨に煮干しや魚介の風味がほんのりミックスされていて、個性がありつつもクセがない。クラシックな博多ラーメンが好きな人でも満足できる味だ。

テーブルの調味料&ご飯が美味い!

テーブルにはすりごま、ラー油、酢、黒コショウ、高菜、紅生姜など、博多ラーメン定番の調味料がしっかり揃っている。

さらに注目したいのはライスのクオリティ。ラーメン屋のご飯は安い米を使っていたり炊き加減が雑だったりするが、ここはご飯がふっくら美味い。さすが宮城、米どころだ。

コスパの評価:ライスと替え玉の落とし穴

とはいえ、ライス(並)が150円とやや高めなのが惜しい。無料で小ライスが付く店もある中、少々物足りなさを感じる。

替え玉は50円と安いが、トッピングを増やすと総額800円近くになる。全体的に価格バランスは「味とボリュームで納得だけど、やや割高感もある」といったところ。

ちなみに、おろしニンニクは店員さんに頼めば無料でもらえる。ガツンとした味が好きな方はぜひ一声かけてみよう。

麺の硬さは「固め」で

この店でも、注文時に麺の硬さが選べる。私は「固め」で注文。

博多ラーメンといえば「バリカタ」や「ハリガネ」などの選択肢もあるが、無理して通ぶる必要はない。個人的には、川崎の行きつけ店で「バリカタ」と頼まざるを得なかった時代を思い出す。

哲麺の「固め」は程よくコシがあり、文句なし。替え玉でも同様の茹で加減で提供される。

総評:哲麺は“アリ”だ

名取でこのクオリティの博多ラーメンが食べられるのは正直ありがたい。

ご飯も美味しく、スープに個性があり、調味料も揃っている。価格に関してやや気になる点もあるが、味と満足感は十分。

私はまた行くつもりである。

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